断捨離 | 書の庵

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書道家 脇田龍峯のブログ

先だって断捨離をしました。



年末の大掃除に台所周りの断捨離を行ったときは



45リットルのゴミ袋に6袋もゴミが出たのに



今回2部屋の荷物の整理をしたところ



たったの2袋…



もっと出るかと思いましたがよくよく考えると今の所へ



引っ越す際に本などかなり処分し、量を減らして



引っ越しているので、あまり出ないと言えば出ないのですが。



2袋はほぼ服…



着ることが無いのがわかっていてもどうにも服だけは



踏ん切りがつきにくいというか



服というよりは” 布 ” に対する執着があります。



子供の頃、靴下が弱かったのか?それとも子供の激しい



運動が原因なのか、とかくよく靴下の先が破れたと



思います。



子供心にももったいないと思ったのか



小学校三年のときには自分で繕おうとしてました。



私のかすかな記憶ですが、つまようじと毛糸そしてなぜか



接着剤…を使って穴を塞ごうとしていたような記憶



があります。



そのときは母が見かねて直してくれたように思います。



四年生にもなると家庭科の授業があり、裁縫道具が



詰まった裁縫箱を買ってもらってすごく嬉しかった



ことを思い出します。



それからは自分で靴下は繕ってましたね。



裁縫好き…まではいかず、実用の補修技術だけ駆使出来れば



それで十分みたいだったようです。



お陰でちょっとした繕いものやボタン付けぐらいならできますから



不自由しませんね。



そんな幼少期をすごしているののですから



世界の合い言葉ともなっているそうですが



MOTTAINAI



もったいない精神が強いのと、どこかに(かわいそう…)



と私の脳は反応するようです。



靴下も捨てるのがかわいそう…



あと…トイレットペーパー



その当時は我が家では古い名称で言うところの



落とし紙を使っていましたが、



これも捨てるのがかわいそうと思っていた頃がありました。



もちろん拭いた後の捨てる際にこんな事を思っても



仕方のないことなんですが



落とし紙に謝りながら落としていたことを思い出します。







で…



ブログの性格上ここまでは余談みたいなものでして



書とはまるで関係の無い話に気づき、我に返りました。^^







今回、断捨離していたらずいぶんと前に王鐸の臨書した



作品がでてきたので載せようかと思い



記事を打ち始めたのですが…



話がズルズル延びてしまいまして…



失礼いたしました。






書の庵










書の庵






掲載上、少々縮尺率が違ってすみません。



おそらく7,8年ほど前に書いて社中展に出品したものです。



王鐸の草書詩巻ですね。



さすがに断捨離とはいえ駄作でもやはり捨てられないです。



それではまた