●気の通った姿勢と気が通っていない姿勢の違いとは?
背骨力と呼吸でリラックスしプラーナを摂り込んで生きる!
こんにちは!横浜のヨガ気功教室 宙(そら)の内藤です。
今日もご訪問下さりありがとうございます。
ヨガの究極の目的は、サマディを通して自分自身を知ることだと思います。
自分を知ることは、小宇宙である自分を知ることになりますので、大宇宙を知ることに繋がります。
そのためには、まず健やかでなければ究極の目的を目指して進んでいくことが出来ません。
いっさいの生物が環境の変化に適応しやすい新しい形を自動的にとるように、人間の形も次第に変化してきました。
人間が立って歩くようになるには、四つん這いの姿勢からずいぶんと長い時間をかけて環境に適用してきました。
人間の頭が他の動物に比べて特別に発達した理由は、二本足で立てるようになり、手が自由に使えるようになったため、脳への血行がよくなったことにあるといわれています。
この二本足で立って生活出来るようになった理由は、
・足の親指が発達したこと
・骨盤と背骨が発達し立ち姿勢が保てるようになった
ことがあげられます。
この二つが発達しているということが、良い姿勢=気の通った姿勢を保つうえで大切なことです。
気の通った姿勢だと適切な動き適切な対応ができ、気の通っていない姿勢だと適切でない動きや対応となります。
気の通った姿勢とは、
・力が全身に均等に分配されている
・丹田を中心に姿勢や全体のバランスが統一されている
・全身がひとつになった動き
・体がもっとも働きやすい状態
・すぐに変化対応できる自由度が高い
などが特徴です。
逆に、
気の通っていない姿勢とは、
・重心が前後・左右・・上下のどちらかに偏っている
・バランスをとるために余分な力が入っている
・立っているだけでも疲れや違和感を感じる
・力が分裂しているので無駄に気(エネルギー)を消耗している
このように、気の通っていない・いわゆる悪い姿勢が続くと、無理のかかっている部分に異常が生じ、働きも低下し、血流が悪くなるので、筋肉が固くなりコリが生まれたり、たるみすぎたりします。
神経やホルモン分泌の働きにも影響が出てくるので、悪い姿勢を続けていると、疲れやすいだけではなく、力も入らず、その状態が続いていくと、将来的に病の温床となってきます。
また姿勢が悪い時は、抵抗力も適応力も低いので、正しい姿勢の時には平気なショックでも、有害で大きなショックとなります。
気が通っている姿勢=正しい姿勢とは、これほど大事であり、姿勢が出来ていれば、改めて運動をする必要性もないほどです。
正しい姿勢 = 最上の運動
体には同じことを続けているとクセになるという特性があります。
もし、悪い姿勢を続けていると、その姿勢が身について、それが無意識レベルの働きまで変わってしまうと、その悪いクセに体も心もコントロールされてしまいます。
立っているとき、座っているときに背骨が軸としてシャキっとしている状態を楽にできるようになることが目標です。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
・ゆっくりした動きと呼吸で深いリラックス
・気(プラーナ)の感じ方でリラックスを確認
・チャクラを開いてプラーナ摂取量を増やす
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