俺の中の溜池ランチのエース格として永きに渡り頂点に君臨してきた宮川さんだけど、
去年末くらいから店長さんが姿を消し人員も大幅に増え
店内の雰囲気も個人経営的な温かさと忙しいながらに包まれていた落ち着きがなくなり
マニュアル的でアルバイトチックなせわしないものに質が落ちていってしまった。
それと並行して味付けや盛り付けも雑なものになっていったので気持ちが徐々に離れてゆき
溜池トップの座からも陥落し足も遠のくようになってしまったんだけど、
今日帰社途中にお店の前を通ったら営業時間が11時30分から11時00分に変更となっていたので
ちょっと早いけど今日はこちらでランチにする事に。
でも11時からに変更されたものの店内は全然準備が出来ていなかったので今回は奥の席へ。
スタッフの数も更に増えてたのになぁ…(;´ω`)
今日のランチは唐揚げ、きじ、鶏もつ、チキンカツカレーの4種。
どうしようかな、鶏もつ煮も美味しいけど今日は久しぶりにきじ飯にしようかな。
お弁当では塩きじなんてのもメニューに見かけたけど店内では塩味は出せないとの事。
次はお弁当を買おう。
って事で本日選んだのは超久々となるきじ飯(普通盛り)1,000円!
幼馴染のY君にお前はいつも勢いに任せて大盛りにして
後から気持ち悪くなってるからダメだと叱られちゃったので
これからは大盛り無料でも並サイズで逝く事にしました(´・ω・`)
小さな事からコツコツと、少ない盛りでサクサクと。
2013年は量より咀嚼回数で勝負です。
継ぎ足し継ぎ足し使われてきたタレで香ばしく焼かれた鶏もも肉をホカホカご飯に乗せて
茄子としし唐を添え白胡麻をパラパラっと。
このタレの焦げた香りが食欲を誘うんだな~(´∀`)
ただ普通盛りよりやっぱ中盛りくらいのほうがバランスいいかも。
タレの味が濃い分ご飯が少ないと塩気が鋭利に感じられてしまうからね。
ボリューム的には並で丁度よく、いつものように食後に後悔せずに済みました。
ありがとうY君。お礼にこの前坂上の呑み屋で借りたビニール傘を君に託すよ。
つーワケで後日さっそく塩きじを買いに。実はこちらが今日の実際のランチ。
ここのお弁当は800円とイクスペンシブなので
弁当買うなら店内で食ったほうがよいと滅多に買う事はないんだけど、
今回はお目当てがあったから話は別だ。
それにお弁当だと大盛りの誘惑がないので強制的に自制が効いてよいのだ。
ゆかりご飯、塩きじ、ポテサラ、きんぴらごぼう、紫葉漬け。
んで塩きじなんだけど、香ばしく焼かれたいつもの鶏ももに
胡麻油と葱で風味付けされた塩ダレがかかっているもので
いわゆる一般的なネギ塩味ってやつ。
牛タン塩とか豚カルビとか蒸し鶏とかによく使われる、あの塩ダレの味。
美味しいは美味しいんだけど、ここのきじ飯と比べちゃうとやっぱ没個性というか
わざわざ宮川さんで買わなくてもこれなら別のとこでも安く食べられるなって感じ。
鶏も焼いてから時間が経っているので旨味が抜けしぼんでおり、
ここのきじ飯の魅力があらかた失われてしまっている。実に勿体ない。
やっぱここで食うなら店内に入ってタレを使ったふっくら香ばしいきじ飯を
焼き立ての状態で頬張るのが一番!
焼鳥の賞味期限は焼かれてから10分以内とヒジョーに短くてシビアなのだ。
前回:2011年12月26日(鶏肉の麹漬け炙り焼き 自家製麹納豆付き)
http://ameblo.jp/kenken4126/entry-11118159026.html
やきとり宮川 溜池山王
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