まずは結婚おめでとうございます。
昨日の記者会見、各種メディアで観られた方も沢山いらっしゃるかと思います。皆さんどんな印象を持たれたでしょうか?
結論から言うと「できちゃった結婚」報道の第一報が流れた直後の「タレントの管理体制が…」とか「ちゃんと仕事をしていたのだろうか」というファンの目から見た批判的な論調も、辻ちゃんの「母になることの喜びを本能的に表した、屈託のない、後ろめたさを微塵も感じさせない笑顔」の前ではもはや「雑音」と化してしまい、ヤッカミを言うことの無力さをまざまざと見せ付けられた感じがします。
記者会見中、辻ちゃんの本音が最も出たのは、やはり
「生まれた子供は芸能界に入れたいですか?」
と言う質問に
「中学、高校をちゃんと卒業させてからにしたい」
と答えた部分でしょう。
このコメントには、中学入学と時期を同じくして始まった一連の芸能活動が、彼女にとっては、普通の人なら当たり前に送れるはずの中学、高校生活を犠牲にして成り立っていたという思いが強く現れています。
現に、記者会見では「モーニング娘。」「W(ダブルユー)」の活動についてはあまり語ってはいないようですし、通常ですと、たとえリップサービスであっても、
「モー娘。時代はいい思い出でした」
とコメントするところですが、あえて言わなかったところに、ここで一旦人生をリセットさせたいという、結婚までの経緯の本質が表れているように思えます。
いずれにしても、現時点での彼女にとって「できちゃった結婚」は「最高の選択」であることは理解できました。早期での芸能界復帰はないでしょうが、なんてったってアイドル、なんてったって芸能界(笑)、アイドル、芸能界はそう簡単に止められるものではありません。何かの拍子に、忘れかけていたころにひょこっと復帰するんでしょうな。
そのときは「暖かく迎える」よりは「芸能界はそんな甘い世界ではおまへんで~」くらいの気持ちで迎えるのが親心かもしれません。
今回は、本当にブログのタイトル通り「爺さんの小言」の連発になってしまいましたので、結婚関連のネタではお約束の「お幸せに」というフレーズで締めにしたいと思います。お後がよろしいようで(笑)。