笑顔。
笑顔は場を和ませる。
特に娘の笑顔は格別だ。
純粋無垢な笑みは、
何の打算も感じさせることなく、
心に染みいってくる。
自分はその瞬間、
勝手に娘が喜んでいると思い、
更に娘に必要とされていると感じ、
堪(たま)らなく嬉しくなってしまうのだ。
気持ちから発せられる笑顔。
自然にこぼれる笑みを可能にするには、
口角を引き上げる顔トレが必要になってくるのである。
■口角を引き上げる
口角とは、口の両端。
上がっていれば、
笑っているように見えるし、
下がっていれば、
いじけているように見える。
口角を上げるためには、
小頬骨筋、大頬骨筋、口角挙筋を刺激する。
そのためにはまず、
口を「イー」の形にし、
口角を引き上げ、4秒キープ。
その時に下の歯が見えていないようにする。
見えているときは、口角が上がっていない。
その後、口をすぼめて
口を「ウー」の形にし、
タコのように頬と唇に力(ちから)を入れ、
思い切り突き出し、4秒キープ。
この2パターンを3回繰り返す。
そしてもう一つのトレーニングは、
右目を閉じながら口を右に寄せ、
目に近づけていく。
その状態を4秒キープ。
その後左目を閉じながら口を左に寄せ、
目に近づけ4秒キープ。
これを5回繰り返す。
口角が上がらない場合は、
指を使っても構わない。
■トレーニングいらずの毎日
口角が上を向くことで、
顔の印象が変わる。
『モナリザ』のような、
人を引き付けてしまう微笑も可能になる。
自分の顔が笑顔になれば、
相手もつられて笑顔になってしまう。
相手の顔は自分の映し鏡。
笑顔は幸せの象徴。
毎日を楽しむ事で笑顔が増えれば、
トレーニングしなくても口角は上がり、
顔面に若さを宿すことができるかもしれない。