分の悪すぎる喧嘩 | Korea Economic News by KANI

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韓国経済を主題に日本語では報道されていないニュースを紹介します

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ミ( ゚w゚)彡 <アメリカが強国・大国であるのは、なにも軍事力だけが裏づけになっているわけではありません。世界に対する影響力では、ちょっとした国家に匹敵する規模の企業が複数あることも、その理由の一つでしょう。あ、マイクロソフトやインテル、アップルではありません。たとえば石油・エネルギー企業では、石油メージャーのエクソン・モービルとシェブロンが、原子力ではGE(ジェネラル・エレクトリック)とWH(ウェスチング・ハウス)があります。民間向けの原子力では日本企業と手を結びましたが、米海軍が原子力艦を建造・運営する限り、全てを手放すことは無いでしょう。
 そして今回取り上げるのが穀物メジャーです。発端は今年4月26日の記事です。

37:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 11/04/26(火) 08:18:14.72 ID:hdlNpvsA
国際穀物会社設立第一歩、aT-民間3社投資協定式 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20110425/36689394/1

 国内へ安定的に穀物を調達するために、政府が官民合同で推進してきた‘国際穀物会社’が、設立に向けて最初の一歩を踏み出した。
 農水産物流通公社(aT)は25日、ソウル瑞草区(ソチョグ)良才洞(ヤンジェドン)のaTセンターで、三星物産、韓進(ハンジン)、STXの3社と、‘国家穀物調達システム’構築のための投資協定を結んだと明らかにした。4者は今後、米国シカゴに合作投資法人を設立して、最近国家間で確保戦が過熱しているとうもろこしや豆などを直接輸入する計画だ。
 先に政府は、今年470億ウォンを投資して現地に投資法人を設立することにした。初期投資費用はaTが55%を負担し 残りは民間企業3社が15%ずつ出すことにしている。aT側は“法人設立後は追加で約3000億ウォンをさらに投資し、穀物エレベーター(穀物買い入れ・保存・分類倉庫)買収合併と、物流施設賃貸を推進する計画”として、“この投資費用はaTが40%、参加社60%割合で有償増資を通じて確保する計画”と話した。また、各企業の役割に対しては、“三星物産は穀物販売、韓進は米国内陸運送、STXは海上運送を引き受けることになる”と付け加えた。
 aTは今年下半期(7~12月)に米国内で穀物流通網を構築して、豆5万t、とうもろこし5万tを輸入する計画だ。また、2015年からは総215万tの穀物を、自主的に調達する目標をたてたと伝えた。

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ミ( ゚w゚)彡 <この記事を読んだときには、どこかの穀物メジャーと供給契約を結ぶことになるだろうと想像していました。コストはかかっても安定した物量確保が優先されるのならば、最低限発足から数年はメジャーに対抗するのではなく、利用しながらノウハウを吸収するのが結果的には早道だろうと考えたためです。しかし、想像に反し、自国の実力を過大評価したのか、全てを独自で構築しようと目論んでいたのでした。

http://toki.2ch.net/test/read.cgi/asia/1321539326/249
249 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2011/11/20(日) 15:31:30.08 ID:a0/A4QVd
'穀物調達事業は容易ではなかった'…aTグレーン、初年度厳しい申告 【ニューシス 東亜エコノミー】
http://economy.donga.com/total/3/01/20111120/42010000/1

 今年の初めに農水産物流通公社(aT)が始めた海外穀物調達事業が、事業初年度から予想された難関にぶつかった。世界穀物業界の'ゴールドマンサックス'級のカーギルをはじめ、少数の大型流通業社が掌握している世界穀物流通市場に割り込む隙間を探せずにいる。
 20日aT関係者によれば、aTが今年4月米国シカゴ現地に設立した穀物会社法人'aTグレーンカンパニー'は、今年は大豆1万tを国内に輸入するにとどまった。当初aTは、三星物産、韓進(ハンジン)、STXなど3つの民間参加会社と合作投資形式でaTグレーンカンパニーを設立し、今年は米国から大豆ととうもろこしをそれぞれ5万t輸入するとしていた。目標に比べて非常に不足した量だ。
 aTは2015年までに、大豆、とうもろこしなど主要穀物輸入量を215万tまで増やすことに目標に掲げ、はでに事業を推進していたが、実際には現実的な困難が大きかった。今年の穀物収穫期が遅れたことで、現地穀物収集商から残り物量を確保することができなかったためだというのが、aT関係者の説明だ。彼は"今年は輸入ルートを確保するための基盤を調整している"として、"残り輸入物量は来年に日程が延ばされただけ"と話した。
 輸出用エレベーターの確保が難しいことも、aTが現在直面している大きな壁だ。すでにアーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)、ブンゲ(Bunge)、カーギル(Cargil)、ルイ・ドレフェス(LDC)など、穀物メジャーがほとんど大部分の穀物用輸出用エレベーターを掌握しているためだ。aT関係者は"(これらと接触をしてみたが)輸出用エレベーターを売らないとされた"として、"輸出用エレベーターの持分確保やM&Aなどの方法で、輸出用エレベーターを確保する計画"と話した。
 このような難関から抜け出すために、現在進行中の海外穀物事業を再検討しなければならないという内部見解もある。これと関連してキム・ジェス新任社長は15日に開かれた記者懇談会で、"農林水産食品部次官在任時から、(海外穀物調達事業に)問題がないだろうか考えたが、就任後調べると意欲は良いものの無理がある"と話している。
 これに対してaTは、"事業初期の安定化と成功的な事業目標達成のために、多様な代案を持って推進すると強調した発言が誤って伝わった"として、"穀物事業は持続的に推進していくだろう"と解明した。

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ミ( ゚w゚)彡 <いくらなんでも喧嘩売る相手が大きすぎるってば。
 まさかカーギルをアメリカの一企業とみなして、国家代表(笑)として対抗しようとしたのでしょうか。カーギルほどになればアメリカの農業政策を左右する実力を、つまり政府を動かす力を持っていると見てよいでしょう。まぁ、ワタクシの想像にすぎませんけれど、一企業が国家政策に影響力を行使しうることは、韓国政府自身が良く知っているはずなのですけれどね。
 折りしも米韓FTA批准で揺れている韓国政界に、農業、つまり食という国民生活の基本中の基本を知らしめる機会になるかもしれません。4月の記事へのワタクシの想像同様にこちらも外れるでしょうが。