今宵
君を腕に抱き
心も体も丸裸
社会的な立場も
家柄も
過去も
なんなら未来もかなぐり捨てて
なんてイイ気持ち
どでかい地球の上
小さな島国 美しい四季の里
僕らが選び 好んで生まれた場所
そのまた中の
小さな小さな 白のベッドの上
光の小部屋
君と僕
ふたりだけ
ふたりだけ
僕の願い
君の選択
もう何も欲しいものはない
僕には君が
君には僕がいる
したい時に
したいだけのキスをして
胸にほっぺをのせてみたり
おへそのまわりに口づけしたりして君は
初めて見せる
いたずらな表情を隠さない
日ごと甘え上手になる少女
キュートな大人の女に宿った 魂のヴァージニティー
腕の中
くるんとまるまった桃色のいのちは
ようやく心から安らぐことを覚えて
生きていく喜びに満ちてるよう
もう
君の心にも体にも ” 結界 ” は不要
照れてもいい くちゃくちゃになってもいい
まんまとまんまで ここにいよう
とけたくなったら
とけあおう
微笑みのかわいらしさ 愛しさ
美しくて ゚・*..*・゚・。:*・゚☆
今
この身に溢れかえる己の存在意義
オスであることの髄質がザワザワと喜ぶ
君は 眼差しのひとつで
すべてを与えながら すべてを得てしまうんだ
本気の安らぎに
定義も理屈も ノウハウもなにもありはしない
宇宙や地球の歴史を話そう
偉大な男や女たちがやらかしてきた非常識な話をしよう
動物たちが織りなすアートでクリエイティブな生き方を一緒にふり返ろう
だから
恋と生命の神秘に満ちた奇跡の話 一晩中つづけてね
君と僕の昔話まじえて 子供みたいにじゃれあっていよう
打たれ続けた男の肉に
磨きぬかれた君の肌
甘さと許しとで作られたゴンドラに乗って
繊細と豪快を行き来するんだ
ふたりいられる喜びほとばしらせて
ゆっくりと。。。
どこまでも優しく。。。
もういい
君にたどりつくために生きてきた
言葉にならない安らぎ
なんていうあたたかさ
君も同じだね
僕が君のジーザスだ
君こそが僕のニケなんだ
嬉しかったこと
しんどかったこと
丸抱えにしてあげる
臆面もなく求めあって 欲しがって
ふわふわ浮かぶ二色のグラデーションになろう
それぞれの
”失った時間” を取り戻しにいこう
手をつないで
笑いながらいこう
プリンセストーク
二人の夜に
白と光のベッドに
終わりなどない
抱き合いながら眠りに落ちて
夢の中でも愛しあおう
夢から目覚めたら
また新たな夢の世界で
思う存分 次の夢を見よう
現実を ぜんぶクリアにする力をあげる
あなたなんだ
あなた なんだ
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