当ブログで散々取り上げているパチモン土産。
石屋製菓さんのパチモン土産である
各地の○○の恋人を製造している豊上製菓。
今日はその豊上製菓のオリジナル商品を紹介します。
プレミアムエクセレントショコラ 秋田。
黒い箱にグレーの模様が入り、金文字で商品名、
そして御当地感を演出するイラストが描かれています。
中のお菓子の見本もありました。
○○の恋人よりも小さいラングドシャクッキーです。
サンドされているチョコレートはホワイトチョコではなく
普通のチョコレートです。
念のために箱の裏を確認。
フリーダイヤル0120-223110。
豊上製菓の子会社の豊上モンテリアの番号なので間違いありません。
お菓子は小ぶりなラングドシャとは言え、
○○の恋人とパッケージも違いますし、
正しく豊上製菓のオリジナル商品です。
しかし○○と恋人と共通していることがあります。
実はこの商品も地名だけ変えたものが全国各地で販売されています。
つまり○○の恋人と同じ状態。
悪い商法とは思いませんし、値段も手頃なので
バラまき用のお土産として購入する人もいるでしょう。
ただ、中身だけ見れば同じものが自分の家の近くでも売っています。
しかも旅先で作られたお土産ではなく、
長野県上田市で作られているというのもなんか引っ掛かる私。
やはり旅先の御当地を感じられるものを選びたいな。
と私のお土産選びの基準はどうでも良いこと。
大切なことを忘れるところでした。
あちこちで見かけるプレミアムエクセレントショコラの中で、
何故秋田バージョンを御紹介したのかというと、
パッケージにあるこのイラスト。
デフォルメされたなまはげです。
これ、どこかで見たような…。
別の棚を見るとありました!
秋田なまはげクッキーのキャラクターでした。
つまり全然別の商品のはずなのにイラストを使い回しているようです。
オリジナル商品の中にも見え隠れるする杜撰さ。
がっかりしつつも、やっぱりねと納得するような変な感想を持ちました。
この2つの豊上製菓の商品から学んだのは、
プレミアムエクセレントショコラも○○の恋人のように
御当地感を出しつつ、同じ商品を全国各地で販売していること。
御当地で作られているのお土産のように見えても
豊上製菓の商品の可能性があることの2点。
上田の工場で一括生産されているお土産を
御当地限定のように装って売るのはどんなものなのでしょう。
やはりお土産を購入する時は裏面チェックを怠ることはできません。
製造元が書いてなくて販売元だけだったり、
豊上製菓のようにフリーダイヤルだけ書いてあるものは、
工場で全国各地のお土産を一括生産している
メーカーの確率が高いと思います。
それを理解した上で
あえて購入する分には全然構わないと思いますが、
旅先でしか買えないお土産だと思って買っている人は、
騙されているように思ってしまいます。
豊上製菓自体が
そういう人を狙っている販売なのでしょうけれど…
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