昨日、パチモノ土産の福島の恋人をご紹介しましたが、
以前行方不明になっていた画像が見つかったので、
今日は栃木のパチモン土産をご紹介します。
今回はパチモンの月シリーズ。
御用邸の月です。
やはり商品サンプルがありましたが、
カステラにカスタードクリームが入ったケーキでした。
パッケージはこちら。
御用邸の月はお菓子の城ハートランドの製品。
パッケージにはなにやら受賞した賞の表記も…。
平成二十五年 橘花榮光章受賞とあります。
橘花榮光章賞とは何?と思って調べてみたところ、
読み方は「きっかこうえいしょう」。
全国菓子大博覧会において授与される賞のようです。
明治44年(1911年)に開催された第一回大会から
100年目を記念して設けられた賞だそうです。
名前の由来はよく分からないのですが、
どうやら東京藝術大学学長賞ということのようです。
明らかに既存のお菓子のパクりのような商品も受賞できるなんて、
どんな賞かしら?と思って調べてみると、
あの福岡銘菓の博多通りもんも受賞していました。
どういう基準で選ばれるのでしょうね?
ところで本家本元の萩の月の発売は昭和54年(1979年)9月。
全国菓子博覧会での受賞暦はないかと調べてみると、
平成元年(1989年)の第21回全国菓子博覧会において、
食糧庁長官賞を受賞しています。
その後は全国菓子博覧会での受賞暦はないようですが、
一度受賞したお菓子はもう受賞できないのでしょうか?
それとももう参加していないとか?
食糧庁長官賞と橘花榮光章賞の
どちらが上の賞なのかは分かりませんが、
少なくとも全国菓子博覧会で受賞するためには
オリジナルのお菓子でという規定はないようです。
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