負けた監督の後継もたいへんだが、勝った監督の後継はさらにたいへんだろう。
1990年にドイツがワールドカップで優勝して、監督だった皇帝ベッケンバウアーが引退するときに「我がドイツは今後何年も無敵であるだろう」と言ったばっかりに、1992年にその言葉が重しとなって92年のEURO決勝で敗退、その後下り坂をたどった。
結局JFAは、結局佐々木監督の続投を要請すると、各紙が発表している。
佐々木監督には大宮アルディージャとコンサドーレ札幌がオファーを出しているようだが、果たしてどうなるか
女子だとはいえ、ワールドカップ優勝監督など日本にはこの人以外誰もいないので、なでしこ、INACと共にアンタッチャブルになっているような気がする。
有名監督でも自分たちが養っているとばかり平気でクサしたりするヨーロッパとはえらい違いだと思うのだが。
ヤング&リトルの吉田監督は続投を希望。率直に言って彼ではこれ以上は無理と思う。
アメリカでは、10月5日にGulati会長のブリーフィングがあった。
その中ではまず、10月に行われるドイツ戦の監督に、アシスタント監督だったJill Ellisを指名したとのことだ。
問題のSundhage監督の後任については現在25~30人の候補をあげて検討し、10月末には結論を出すとのこと。
第3にプロリーグについて、現在10都市の11の投資家からのオファーがあり、それを審査し、同時にアメリカリーグのありかたにも検討を加えながらやはり10月末までに結論を出すとのことだ。
記者とのやりとりの中ではJill Ellisが第一候補の口ぶりだが、その後ネットの中では当然異論も出ているようだ。
またSundhage監督の退任では、スウェーデンもおおいに揺れているようだ。
すでにFIFAニュースでは、Sundhage元監督に、スウェーデンの協会からアポイントメントがあったと書かれている。
あるニュースでは女子サッカーのジェンダー障壁問題でSundhage語録を引用していた。
現スウェーデン代表監督は男性、これでは辞めろと言ってるようなものではないかと。
しかしまあドイツが負けたときに、Bildなんかに盛んにNeid監督とPrinzとの不仲を書きたてられ、監督もしぶしぶ意見の不一致を認めた。
女同士でも男同士でももめるときはもめるだろ
エンディングは女同士の愛を描いた「ブルーミントンの恋(Bllomington)」
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