8月8日付Womensoccer.deと、Framba.deによれば、なんとあのカナダのエースSinclair(現在実質クラブなし?)が、ドイツの名門クラブ、熊谷選手の1.FFC Frankfurtに移籍の可能性があったと報じている
これは、どうも8月7日付カナダのThe Globe and Mailに書かれたことで明らかになったようだ。
さっそく、同クラブのDietrichマネージャーに問いただしたところ、「ただの噂で本当じゃない」とは言いながら、接触をもとうとしていたことは認めたようだ
「接触しようとは努力したが、カナダのオリンピックのスケジュールが多すぎる問題で、不可能だったんだ。正式な接触や交渉はしなかった」
と言っている。
念のために、9日にウェンブリーに行くのは熊谷に会いにいくだけだから、とも語ったらしい。
しかし相変わらず、忙しい人というか如才がない人というか。
Dietrichマネージャーは、昨期半ばには、Martaと接触し、今移籍シーズンには、Okoyno da Mbabiに正式オファーを出した。またHope・Soloをとると噂になったこともある。
それはいずれもうまくいかなかったが、それでも大儀見選手のPotsdamから、SBのSchmidtとCBのPeterを、また安藤選手のDuisburgからMFのLaudehrを獲得
さらに攻撃陣ではHSVのJessica Wich、そしてフランスはLyonからSandrine Brétignyを獲得して話題をさらった。
昨年故障だったKim LuligとAli Krieger、Nadine Angererも復帰してこれでも豪華なスター軍団となっている。
Dietrichマネージャーはファンの間ではポケモンゲッターサトシになぞらえているが、まったくその行動力には恐れ入るばかりである。
英語圏からは今移籍でドイツへは、
PotsdamはアメリカからKeelin Winters、イギリスからLisa Evansを、DuisburgはアメリカからAshlyn Harris、Elli Reedを獲得、FreiburgもアメリカからKatherine Reynoldsを獲得。
また先期のウィンターブレイクで、Byernが、アメリカからSareh HagenとNiki Crossを獲得して、この2人の力でDFB‐Pokalで優勝してしまったのは鮮烈な記憶である。
アメリカ、イギリスからもプロを求めて選手はドイツやスウェーデンに移ってきている。はやく北米のリーグを立ち上げねばならないところだろうが、もう少し時間がかかりそうだ。
それまでSinclairの勇姿を見ることはできないかもしれない。
そう思うとSinclairがブンデスで活躍する姿、観たかったなあ
Ps.ブログ名変更を検討中
そろそろ様子がわかってきたので『1.FFC Frankfurtと世界の女子サッカー』なんかにしようかなと思ったりします。ご意見ください
エンディングはシンクレアとカナダ代表動画
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