生前整理☆ | 整理収納アドバイザーの片付けて 「幸せ時間」増やしましょblog♪ 

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整理はモノを仲間同士に分けることからはじまります。
どんな仲間が多いのか?自分が何を大事にしたいのか?
自分を知ることっておもしろい!

前回のブログでご紹介した「母の遺産」という本ですが

今の周囲の状況に重なる部分が多く驚いています。

本の中には老いた親の片付けのことも書かれいます。


整理収納アドバイザーの古堅純子さんはずいぶん以前から

「生前整理」を提唱されそれをテーマに出版もされていますが

今こそ私の周囲でもそのことがまさに現実のことになってきました。

お仕事としてはそのような片付けをしたこともありますが

今回は義母の持ち物の整理をする機会が訪れようとしています。


古い家に住んでいるのでこれからの生活に支障のないよう

バリアフリーも含めたリフォームをすることになりました。

自立できるうちは自分で何事もやりたいという義母です。


生前整理とはこれからの暮らしをますます充実させるための

積極的な行為だと改めて感じています。

 

自分で自分の持ち物を知り想い出のモノに今まで以上に心を寄せ

これからの暮らしに何が必要かということなど・・・

知ることで安心し自分で選択する過程も大事に。。。

整理することは自分を大切に思うことにつながるように感じます。

 

母の場合も同じです。
そこで家中のモノを一度すべて見ることにしました。

それに先立ち先日少しだけキッチンの吊り戸棚の中や納戸の中を見ると

やはりかなりのモノがそれは見事にびっしり収まっていました。


冒頭の本にも片付け上手な親の部屋をよくよく奥までみてみたら

たくさんの荷物がでてきたようなことが書かれていました。


人生の大先輩です。

その分のモノの量も多くて当然のことですね。

義母も気前よく何でも処分していると思っていましたが

「これはお赤飯用の鍋なの・・」

「一年に一度は使うから処分したくないわ・・」

「ひとりで天袋のものは出せないし・・・」

リフォームのことは嬉しくてもその前の整理や片付けのことはとても不安そうでした。


母もモノを大事にする世代の人です。

収納はきちんとされていて探し物もないのですが

「○○用のための○○」そのようなものがわんさかありました^^


母には私の仕事のことをよく説明し

一緒にゆっくり仕分けしていこうと話しました。

「捨てる」のではなく「分ける」のだということをこれから理解してもらおうと思っています。

 



*おまけ

リフォームを終えた母の表情^^

ひと目で気に入ったピンクのキッチンに立って

何だか楽しそう♪

思い切って良かったね☆