ライトウェイ2014の自転車いろいろ試乗したよ | いいかげんな(おもに)自転車ブログ。
追記 ライトウェイ 2015年モデル ”感想”はコチラ 非常に信憑性が薄い解説です

しました。公式サイト眺めてたら試乗会あるっていうのものですから行ってきました。

写真?無いよ!今はタブレットしか無いもんでね!炎天下の中持ち歩くとか無理ですだ無理。


公式→http://www.riteway-jp.com/

とりあえず主な物は乗ってきました。ザックリ感想ですのでアテにはならないだろうけど頑張って参考にしてください。
他力本願ですね、そういうブログです。

ちなみにライトウェイ全車種の特徴として全体的に良く走ります。
HPやカタログでも紹介されてますが、駆動部や回転系に良質なパーツが採用されているためです。
他社メーカーはこういう目に見え無い部分をケチって安く仕上げてますが、重要な部分の性能が低いのでライトウェイの自転車に比べて走りません。

ライトウェイは細かいところで手を抜いてない分少し値段は高くなってますが非常に完成度の高いの自転車が多いですね。

アベノミクスの影響で自転車業界は軒並み値上げを余儀なくされています。
ライトウェイも例にもれず値上げの影響を受けてしまいましたが、その値上げを逆手にとってコストダウンよりも高級路線に走ってる印象です。

追記
2013年モデルとほぼ同じ構成の廉価モデルをLTDシリーズと位置付けてコストパフォーマンスが高いモデルも展開してる ので痒いところに手が届くラインナップですね。

以下個別レビュー

ソノマD

photo:01



太いタイヤでカンチブレーキのツーリングバイクです。
走破性、乗り心地の良さ、ルックスは素晴らしいですね。

Wレバーがダウンチューブにあるんで変速しづらいっす。
うーんそういう自転車だししょうがないね。

ブレーキマジで効かない。調整をきっちりすればいいのかもしれませんがグレードの低いブレーキなもんであんまり期待できませんね。シマノ製のブレーキに替えよう。
担当の方がカンチブレーキの事をスゴく良く効くブレーキって紹介してたけど、一般的によく効くブレーキはカンチの発展系のVブレーキの事だと思うんだけどなあ。

まあ台座は一緒だしVブレーキ化するのも手ですよね、レバー比のこと考えると高くつきますけど。

後述のシェファードアイアンシリーズと比べて安いけどその分スペックが落ちてる。が、変速性能自体は実感できるものではありません。

ただしWレバー自体の変速の使い勝手の悪さがあるのでガッツリ旅や荷物を大量に車載するなどの本来のツーリングバイクの用途以外で使うとちょっと厳しそう。

簡単に言うと楽に乗れない自転車じゃね、って思いました。ちょっと乗る人選ぶよね。
変速なんてしてねぇよ!っていう漢気溢れる人ならいいと思いますが僕は貧脚貧脚&貧脚なので手元変速で楽したいです。

グレイシアSW

photo:02



小径車で極太タイヤ。はい、大好物です。

結論からいうと最高ですよコレ。

太いタイヤがいい仕事をしてくれます。タイヤが太い分、設置面が小さいので思いのほかよく転がり、クッション性に優れていますね。街乗り最強やでコレ。
ディスクブレーキもガッツリ効いて雨の日でも絶対的な安心感がありますし、豪華な2×8の16段変速なので走行性もまず問題ありません。

で、フロントサスのスイングショックですが通常の沈み込むサスとは違って前後に動いて衝撃を吸収してくれるので動いてるのか動いていないのか一見するとよくわかりません。
というかそもそもクソ太いタイヤが大幅にショックを吸収してるだけなんじゃん、意味ないじゃん、重いだけじゃん、とクソ扱いしてました。

そんな不信感MAXな時に担当の方がタイヤの空気圧が低いことに気づき空気を入れてくれたのでもう一回乗ってみました。

キッチリ仕事してた。

通常のタイヤの空気をパンパンに入れるとタイヤが段差に接触してポヨンポヨン跳ねる感じがするんですがそれが大幅に減少してました。
ペダル踏み込みによる推進力のロスは少なく、地面からの抵抗を減らしてくれるのでかなり快適でした。
歩道のデコボコレベルなら小径なのに全く気にせず走れるんじゃない、凄いね。

サスとか無駄wwwな飯倉信者の僕でしたが、このサスなら重量増加を考慮しても採用する価値があるんでないかと考えを改めさせられました。このパーツ採用したライトウェイの人凄い。

もうこれ最高。乗ってて楽しいしルックス最高。

あーでもシフター。
マイクロシフトのサムシフターなのですが、動作が硬い。シマノのトリガーシフト使った事がある人はストレスになるかも。
ま、でも些細な事ですねキッチリ変速してくれますし、逆に硬い方が仕事してる感はありますね最高ですから。

全力でオススメです。
街乗り以外だと重さあるからちょっとね、普通のグレイシアFかDの方がいいんじゃないかな。

シェファードアイアンD

photo:03



最高その2。

ホリゾンタルだよ。アンダー10万でよくまとまっておるわ。
廉価ながらシマノハブですのでR501並みには転がってくれます。軽快さ求めるならまずはタイヤ交換かなって印象。

最近リニューアルした新型soraの2×9の18段変速で手元で操作できるSTIが採用されています。soraSTIの操作が軽いこと軽いこと。
スッパスパ軽快に変速できますね。

11・8kgって重さは普通のロードからしたらあり得ない重さだけど回転系をケチってないからか、まーよく進んでくれます。漕ぎ出しや坂道がちょっと厳しいかもしれないけどギア軽くすれば問題ないよ。
それが可能な手元変速ですし18段変速ですし。

ブレーキはシマノのロンングアーチ、キッチリ止まってくれます。
ロングアーチなので28cぐらいの太さまで対応してるのかな。太くもできるし細くもできる。どうにでもなる感じも最高です。
ブレーキアーチ交換なら、BR-R650またはショートアーチのブレーキにオフセットシューをセット、って感じでしょうか。


僕は例えsoraグレードのBR-R451でもシマノであれば問題ないと思考停止してる類の人間なので、シューが減ったらをアルテグレードに交換するだけで良いんじゃね、って思います。

街乗りロードというジャンルがあるとすればこのシェファードアイアンはかなりイイ線いってるんじゃないかな。
ガチレースでもしない限り不満は出ないんじゃないかと。

クランクsuginoってのが最高。スクエアBB対応クランクといえばスギノでしょう。、

アートサイクルの方がコスパ高いとか言わない。フレームに猫が描かれてないじゃないか。
真面目な話止まらねえブレーキ交換とフレームカラー変更の値段とホイールアップグレード、細かい部品の差異を考えるとシェファードアイアンDの実売価格とあまり変わらなかったりします。

シェファードアイアンF

photo:04



シェファードアイアンDのフラットバータイプ。いわゆるフラットバーロード。

基本的に最高!

以前書いた提灯記事と上記のDの感想がほとんどですので割愛。


photo:06


あ、余談ですがこの車種にも採用されているマイクロシフトのサムシフターについてですが僕あんまりいい印象を持っていません。
だって高いけどそんなに良くないんだもんこれ。シマノのシフターを素直に使っておけばもうちょい安くできたんじゃね感。

これは性能や価格より細身ホリゾンタルによくに合うパーツチョイスを優先した結果みたいですけどね。
やっぱ動作が固すぎるんですよ。ストレス溜まっちゃう。ロマンパーツですね。
確かにただでさえ最高なルックスが更に最高にはなりましたけどね。

追記
公式よく見たらシェファードアイアンLTD という廉価モデルが。

こいつは2013年度のシェファードアイアンFとほぼ同じ構成モデルでシフターにシマノ製トリガーシフターが使用されています。
8sになってギアの数は少なくなってますが多分使用感はこっちの方がいいんじゃないかな。まあ見た目はゴツくなっちゃいますがね。

シェファード シティ

photo:05



ライトウェイの主力商品なのかサイズとカラーリングの豊富さがパねえ事になってる。

えーとね、これ安すぎ。
6~7万台の部品構成だよね、え、どこでコストダウンしてんの?
無理しすぎじゃないライトウェイ、大丈夫?

某台湾メーカー産の格安クロスが値上がりしましてクロスバイクは50000円の時代に突入しました。あちらの定番クロスと比べて、値段、部品構成、カラーリング、入手性でシェファードが圧勝しております。
個人的に定番クロスの一辺倒なデザインはあまり好きになれない。普及しすぎて街に溢れすぎてるしねー。

ちょっとタイヤが太すぎ感は否めないのですが、クロスバイクを買う初心者層を考えると納得です。実際歩道レベルのデコボコ程度なら安心して自転車に任せることができます。

やはりこの自転車もライトウェイの例に洩れずよく進みます。
なんというか、走ってる時のカサカサ感が非常に少ない。ロスなくシットリ滑らかにヌルヌル進む感じ。さすがシマノパーツだぜ。
ママチャリとはまるで違うスポーツバイクの走りが出来るので、初心者の人を乗せたら一発でハマる自転車なんじゃないですかね。

止まる走る変速する、ぜんぶストレスが無いんだから凄いね。プレスポのコスパをはるかに凌駕してる。

サイズ、フレームカラーが豊富すぎるので塗装がショボいかと思ったら全然そんなことはなく、むしろめっちゃ綺麗です。
ラメ入りの二度塗りのコーティングがどうのこうのと、担当の方のお話聞いても僕が無知すぎて良くわからんかったのですがとにかくキレイ。
ネット通販の写真の12倍綺麗だから実店舗で見に行った方がいいよこれすごい。

イヤこれ本当に良くできてる。2014年度一番オススメなクロスになるんじゃないかな。というか同価格で対抗馬が居ない。独り勝ち状態。
試乗会のチャリ屋さんも今年一番押す自転車って言ってたしプロも認めた高品質クロスバイクだよ!

と俺氏大興奮のクロスバイクですマジでオススメ。
最初の一台としてもオススメであるし、その後スポーツ自転車に目覚めてしまってからもサブとして末長く使えます!

エンド幅もロード用ホイールの入る130mm。アルテグラのホイールの突っ込んでめっちゃ良く走るよくわからないクロスバイクにする、なんてことも可能です。
単純に補修パーツとして安いR501が使えたりするので非常に良いですね。

そんな感じです。結構な長文なので後日記事に手入れをしよう。