終点(しゅうてん) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

ニヤリ右差し 終点(しゅうてん)

 英語のGOALは、日本語で何というのかな?

 

 思いついた言葉が終点(しゅうてん)です。マラソンでは、規定の時間内にゴールできずに途中リタイアというケースもありますが、人生は、そうは行かない。それぞれの人生、無事ゴールできますように。

 さて、終点(しゅうてん)ですが、終(しゅう)は、物事ができあがる、終わる、一番あとetc.といった意味があります。この文字は、糸へんに季節の冬の文字の組み合わせです。“糸へん”には、何本かの細い糸を組み合わせて編んで1本の太い糸を作る“組みひも”という意味があります。終(しゅう)の文字が意味する、物事が出来上がる・・につながるニュアンスが、この糸へんにあるのでしょう。次に、点(てん)ですが、小さい印etc.という意味があります。

 

 終点(しゅうてん)は、実は、次のステップを待つターニングポイントかも知れません。

キョロキョロ足
 長いマラソンを走っていると、終点が待ち遠しくなります。

 人の一生は、重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず(徳川家康の言葉)。

 人生は長い。あせらずユックリ生きましょう。

 

 

★此方も、ご覧頂ければ幸いです。