誠意(せいい) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

smぴんくはーと
 今日は、誠意(せいい)という言葉です。

 今、わが国の政局は、極めて流動的で、民主党政権もその政治姿勢のブレから、国民の支持は大きくはなれ、今や政権維持そのものが目的化しているような前原氏が典型であるが、民主党幹部の言動が目につきます。こんな情け無い状況を見てか、ロシア首相の北方領土視察と強硬な発言、中国や台湾の尖閣列島周辺での不穏な動きetc.国際法上からみても、とても正常とは思えぬ動きが続いていますが、わが国は、例えば、ロシアに対して玄葉外務大臣が”不快感を表明”?冗談ではない、先方は、ロシアの領土を視察するのに不快感とは何ぞや?と、逆に不快感を表明している。現在の民主党政権が、政権に就いたときの公約をしっかりと実行していれば、わが国の政治・経済の基盤は、相当程度磐石であったはずであり、外国からの不合理な干渉もなかったかも知れない。わが国が誠意(せいい)をもって当たれば、事が解決する・・その以前の問題。国民との約束をほとんど捨てた民主党政権は、今一度、解散総選挙による国民の審判をうけ、その結果樹立される政権に、今度こそ、震災後のわが国の再建と国民生活を直視した政策を断行して欲しい。

 さて、誠意(せいい)です。誠(せい)とは、言葉や行いにつくりごとがないこと、真実の心etc.の意味となります。また、意(い)とは、心の動き、心に思っていること、きもち、物事に込められている内容etc.の意味です。即ち、誠意(せいい)とは、嘘の無い心や行動の背景となっているものを意味します。

てへッnikkori
 皆さんも、この誠意(せいい)という言葉のもつ意味を踏まえて、いろいろな行動をとっていることと思います。私は、人と人との関係は、鏡のようなもので、いろいろ難しい問題が起こったときでも、誠意を持って事に当たることを心掛けています。相手も、それに応えてくれることを願って。ただ、なかなかそうは問屋が卸さないこともありますが、誠意の無い策を弄せば弄すほどに、問題の糸は絡まっていきます。平時においては、誠意をもって事にあたる・・ものすごく大切な事だと思います。