

丹波篠山といえば帰省のときの通過ポイント。
中国自動車道の宝塚IC-西宮北IC・神戸JCT付近の大渋滞を避けるために、
篠山へ迂回してます。
特にお盆の時期は吹田を越えて名神にまで至る大渋滞。
京都東IC付近の電光掲示板に渋滞40kmとか、
あれ書かれてるの見るだけで萎えますな。
私は五条通で京都市街地を抜け、沓掛から京都縦貫道へ。
京都縦貫道を千代川ICで下りて、
国道372号を亀岡・篠山と経由して滝野社ICから中国自動車道へ。
大津から滝野社ICまでは概ね2時間20分ほどで到達します。
2014年に京都縦貫道・京都第2外環状道路が全線開通すれば、
名神大山崎JCT経由で京都縦貫道が直結されますのでさらに便利になりそうです。
そんな通過ポイントの篠山ですが、
久しぶりにぶらり城下を散策してみました。
篠山は篠山城を中心とする松平氏5万石の城下町。
ちなみに平成の大合併が最初に行われたのがここ篠山。
旧多気郡篠山町・西紀町・丹南町・今田町の4町が合併して誕生。
市名の篠山市・丹南篠山ICの旧丹南町・SAの西紀...あれ??今田町は??笑



そして篠山といえばこの方☆
えと、生きてるだけでまるも...ゴホゴホ...失礼。
** You only live onse 一度きりの人生だもの **
アナ *Anna* さん
いつもありがとうございます。



篠山城は城造りの名手藤堂高虎の縄張り、普請奉行に池田輝政。
15か国の大名による天下普請として築城されました。
藤堂高虎に、現在の姫路城を築城した池田輝政とは豪華な顔合わせですな。
現在は石垣と復元された大書院が残るのみですが、
明治以来わずか15年ほど前まで篠山中学校など学校施設が城内にあったらしいです。
そういえば彦根城内にも彦根東高校が今でもありますな。
藤堂高虎の縄張りということは、高石垣なわけで...
丸亀城・伊賀上野城など屈指の高石垣はすべて高虎の築城。
本丸南東隅にある天守台(天守は築かれた記録なし)からの石垣の高さは17m((((゚Д゚))))コウショキョウフショー!!
天下普請らしく、各大名家の刻印が石垣のあちこちに見られます。
松平氏居城の名残の葵の御紋の瓦、なにかと細かいところに目がいきます。w


さてさて、篠山までやってきたのは散策だけなわけがなく、
やっぱりあれです。ボタン鍋♪
生の猪肉を使ったボタン鍋は3月いっぱいまで。
今食べなくていつ食べるのだ。
一昨年、岐阜揖斐川で食べたのは冷凍でしたが、今回は生。
ボタン鍋といいながら全然ボタンみたいじゃなかったけど、今回はまさしくボタン☆
脂が甘いというのはホントですな。
しかし、せっかくのボタン鍋なのに気温はまさかの20℃越え、汗だくでいただきました。
お昼のあとは、町中散策へ。
篠山というと、市内中心部の大正ロマン館周辺しか歩いたことありません。
そこからお城の反対側、旧街道沿いに伝統的建造物群保存地区「河原町妻入り商家群」があります。



「妻入り」とは切妻造りの「妻(△の下部分)」に玄関がある構造。
「妻」を横から見た「□」の下に玄関があるのは「平入り」。
中心部の賑わいとはうって変わって静かなたたずまい。
確かにどの家も切り妻造りで、「妻」が街道側を向いています。
お、こちらのマンホールはフルカラーだ。w
風情ある町並みですが、そこかしこにキッチュなものがたくさん。
河原町妻入り商家群、中心市街地よりもオススメ。
では、再び舞鶴の記事へ。



ぐるっぽ"リトル*サンポ"に参加しました。