不妊症の一つの原因として子宮内膜症があげられます。
生殖年齢女性(20代~40代前半)の約10%に子宮内膜症が発症しています。
子宮内膜症患者の30~50%に不妊症に不妊症合併します。
同様に不妊症患者の30~50%が子宮内膜症を有しています。
子宮内膜症は放置しておきひどくなると、手術をしなければいけない等治療が結構大変になります。
生理痛がひどいと思ったら、早めの受診をお勧めします。
今すぐ妊娠を希望していない場合は、低用量ピルが一番お勧めです。
今は保険がきく低用量ピルがありますので、経済的な負担も少なくなっています。
また低用量ピルは子宮内膜症の悪化を防ぎ、服用中は排卵もしないため、卵巣を休ませる事が出来ます。
卵巣チョコレートのう腫も早い段階で治療をすれば、卵巣機能(AMH)を低下させる事無く、癒着を完全に取り除き、卵巣嚢腫のみを摘出できます。
不妊治療と同様に子宮内膜症も早めの検診が最も大切と言えます。
子宮内膜症に関する過去の記事をまとめました。
良ければ参考にして下さい。