祇園祭の鉾の車輪ウォッチング
昨年の祇園祭では[祇園祭のタペストリー集] をアップしましたが、
これらは「山鉾」のうち「山」のタペストリーを対象にしたものでした。
「山」のタペストリーは、山鉾巡行の日まで町の中の会所で公開され、
山鉾巡行の当日に装備されることとなります。
それに対して「鉾」の場合には、
組み立てられる段階でタペストリーが装備されて
ビニールでカヴァーされてしまうため、
その美しい姿は巡行時にしか見ることができません。
そんな中、宵山で「鉾」を見学するにあたって
何を愉しむかと言うことですが、私は車輪を愉しみます(笑)
めちゃくちゃ地味ですが(笑)、
ホイールは鉾にとってヴァイタルなパーツであり、
それなりにネームが刻印されていたり、大きなボルトがついていたり、
鉾というワゴンの大きなボディーを支える力強さを感じることができます。
以下、かなりマニアックですが(笑)、
その写真を以下に紹介したいと思います。
(ちなみに、柵で囲まれているため、全景の写真を撮ることはできません)
長刀鉾
ネームの刻印はありませんが、
最大級のシャーシを支えるだけあってかなりの力強さを感じます。
函谷鉾
刻印が入っていますが、
ホイールの内から外に向かって書かれているのが特徴的です。
刻印の字がかなり上手ですね(笑)
刻印が金メッキされています。細部へのこだわりを感じます。
放下鉾
少しだけブラウニーに感じるのは気のせいでしょうか?曲線がたまりません。
鶏鉾
刻印がありません。
どこかで落としてしまったら見つからないことも考えられるので
絶対に名前を書いておくべきですね(笑)
コーティングが美しくて結構好きです!
以上、かなり地味なウォッチングでした(笑)
さて、「鉾」には大きなホイールがついている通常の鉾とは別に
「傘鉾」もあります。この見所は傘の骨の部分でしょう(笑)
四条傘鉾
今日は宵宵山でしたが、曇って直射日光が当たらなかったため、
とっても快適に巡ることができました。
ただ、混雑ぶりはやっぱり尋常ではありません(笑)
実は昨日、たまたま梅田のグランフロント大阪に行って、
めちゃくちゃ混んでる~!!!と思いましたが、
やっぱり祇園祭の方がさらに混んでますね(笑)