ライヴエイドから25年です | 西陣に住んでます

ライヴエイドから25年です

$西陣に住んでます-ライヴエイド


今からちょうど四半世紀前の1985年7月13日土曜日
英米のポップミュージックの大スターたちが一堂に会した
「ライヴエイド」というチャリティーライヴがあったのを
覚えていらっしゃる方もいらっしゃるかと思います。

私は全然赤ちゃんでしたけど(笑)、
TVにかじりついてこのイベントを観てたことを忘れられません!!!
(実際TVにかじりついたら、多分観れないでしょうけど・・笑)

この当時、アフリカでは干ばつによる飢餓が起こっていて
それを救おうとポップミュージックの大スターたちが立ち上がり、
Band AidUSA for Africaといったチャリティーバンドを結成して
募金を行っていました。

そして、1985年7月13日の暑い夏の一日に
UKロンドン郊外ウェンブリースタジアム
USAフィラデルフィアJFKスタジアム
両会場で開かれた大コンサートがライヴエイドです。

ライヴは、UKでは13日の昼からUSAは13日の早朝から始まったのですが、
日本では時差の関係で13日の夜から深夜を挟んだ14日の昼まで
フジテレビで生中継してました。

比較的静かに始まったものの、途中からは大スターのオンパレイドで
瞬きする暇もなく、全然眠れなかったことを思い出します。
確か国際映像が途切れるたびに仮眠して
だましだまし観ていた記憶があります(笑)

この記事では、
その世紀のライヴをダイジェストで振り返ってみたいと思います。


晴れ連合王国ロンドン郊外ウェンブリースタジアム

まずはプリンス・オブ・ウェールズのチャールズと
プリンセス・ダイアナの登場です!
今から思えば、人間の一生はホントにわかりませんね~

Coldstream Guards [Royal Salute]


このあと、80年代ののスタイリッシュなサウンドを奏でる
当時の人気バンドが続いていきます。な・・・っつかし~です(笑)。

Status Quo [Rockin' All Over the World]

The Style Council [You're The Best Thing]

バンド・エイドの提唱者、ボブ・ゲルドフのバンドの
ブームタウンラッツも登場です。あまりうまくないですけどね(笑)。

The Boomtown Rats [I Don't Like Mondays]


さらに続きます。

Adam Ant [Vive Le Rock]

Ultravox [Dancing with Tears in My Eyes/ One Small Day]

Spandau Ballet [True]

ここで、今ではダイアナ・クラールと結婚している
エルヴィス・コステロの登場です。

Elvis Costello [All You Need Is Love]


Nik Kershaw [Wouldn't It Be Good]

Sade [Is It A Crime]

そして、当時ノリにノッていたスティングの登場です。
ブランフォードのソプラノサックスが音を添えます。
ロクサーヌ! 涙が出ます。

Sting with Branford Marsalis [Roxanne]


この後、なんとスティングとフィル・コリンズの共演です。
ポリスとジェネシスですよ~(笑)!!!

Sting & Phil Collins with Branford Marsalis [Every Breath You Take]


ここで、会場を後にするフィル・コリンズに注目して下さい。
コンコルドでロンドンからフィラデルフィアに向かいました(笑)。
「そんなことできるの!?」って皆さん思ったはずです。

ライヴはまだまだ全然続きます。

Howard Jones [Hide and Seek]

Bryan Ferry [Jealous Guy]

ポール・ヤングのヴォイス、もうめちゃくちゃ好きです!
Every Time You Go Awayはホール&オーツ版よりコッチです。

Paul Young [Every Time You Go Away]


社会派のU2もちゃっかり出てますね(笑)。

U2 [Bad]


ダイアー・ストレイツのMoney for Nothing、最高に好きでした~!
なんとスティングが競演しています。

Dire Straits with Sting [Money for Nothing]


そして、なんといってもロンドンの最高の見どころは、
クイーンだったのではないでしょうか・・・!
私はホントに泣きました~! 6曲全部聴いてくださ~~~い!

Queen
[Bohemian Rhapsody/ Radio Ga Ga]

[Hammer to Fall/ Crazy Little Thing Called Love]

[We Will Rock You/ We Are the Champions]


このころデヴィッド・ボウイも人気がありましたね~
ちなみに私はビバヒルのデヴィッド坊やの方が好きです(笑)。

David Bowie [Heroes]

1969年のウッドストックに参加した
ザ・フーが気合を入れて復活してしまいました~!

The Who [Won't Get Fooled Again]

エンディングも近くなり、連合王国の国民歌手
エルトン・ジョンの登場です!
あちら側の世界の方ですが(笑)、
音楽スタイルはホントにジャスト・マイ・タイプです。

Elton John
[I'm Still Standing/ Bennie and the Jets/ Rocket Man]


[Don't Go Breaking My Heart]
[Don't Let the Sun Go Down on Me (with George Michael)]

ちなみにDon't Let the Sun Go Down on Meでは、
同じくあちら側の世界の人であるジョ-ジ・マイケルと共演しています。
あちら側の世界の人ってホントに素晴らしい音楽を与えてくれますね!

そしてフィナーレは、
やっぱりあちら側の(笑)クイーンのフレディー・マーキュリーと
ブライアン・メイ(ちなみにこちら側・・・笑)のデュオです。

Freddie Mercury & Brian May
[Is This The World We Created?]


御大ポール・マッカートニーが名曲のLet It Beを歌った後に
このライヴメンバーが結成したバンド・エイドが
バンド・エイドの提唱者ボブ・ゲドルフのリードで
チャリティー曲のDo They Know It's Christmas?を
熱唱してお開きです。

Paul McCartney & Band Aid
[Let It Be/ Do They Know It's Christmas?]



晴れアメリカ合衆国フィラデルフィアJFKスタジアム

フィラデルフィアでは、まずウッドストック組のジョン・バエズが
Amazing Graceを歌います。

Joan Baez [Amazing Grace]


そしてさすがはUSA!
ヴァリエーションに富んだスタイルのライヴが続きます。

The Hooters

The Four Tops [It's The Same Old Song/I'll Be There/I Can't Help Myself]

Billy Ocean

Black Sabbath with Ozzie Osbourne [Iron Man]

Run-D.M.C. [Jam Master Jay/ King Of Rock]

Rick Springfield [Love Somebody]

REO Speedwagon [Roll With The Changes]

Crosby, Stills and Nash [Suite: Judy Blue Eyes]

Judas Priest [You've Got Another Thing Comin']

そして、ウッドストックのあった1969年の夏を歌った
大ヒット曲のSummer of '69をブライアン・アダムスが
パフォームします。

Bryan Adams [Kids Wanna Rock/ Summer of '69]


ここで、ビーチボーイズが出てくるところは
USAのフトコロの深さを強く感じます(笑)。

The Beach Boys [California Girls/ Help Me, Rhonda]
[Good Vibrations] [Surfin' USA]

George Thorogood & the Destroyers [Madison Blues]

Simple Minds [Don't You Forget About Me]

The Pretenders [Back on the Chain Gang]

Santana & Pat Metheny [Brotherhood/ Primera Invasion/ Open Invitation]

Ashford & Simpson with Teddy Pendergrass [Reach Out and Touch]

・・・で、デビュー間もないマドンナの登場です。
当時私は、マドンナの曲は好きだったのですが、
歌唱はあまり好きではありませんでした。
ただし、このInto the Grooveには
なぜかめちゃくちゃ盛り上がった記憶があります。

Madonna [Holiday/ Into the Groove]


Tom Petty & the Heartbreakers [Refugee]

ケニー・ロギンスがフットルーズを決めてくれました。

Kenny Loggins [Footloose]


カーズ、人気ありましたね~

The Cars [Just What I Needed]

ニール・ヤングはウッドストック組かと思ったら違うんですね。

Neil Young [The Needle and the Damage Done]

パワーステーションは80年代ですね~

Power Station [Murderess/ Get It On]

トンプソン・ツインズのこの曲も
ちょっとニューウェイヴが入って80年代っぽいです。

Thompson Twins [Hold Me Now]

そして、エリック・クラプトンの名曲Laylaが演奏されます。
ツインのドラムスの片割れを見ると・・・

Eric Clapton with Phil Collins [Layla]


フィル・コリンズがコンコルドにのって無事やってきました!

Phil Collins
[Against All Odds/ In the Air Tonight]


UKがクイーンだとしたら、USAではレッド・ツェッペリンです!
全部聴いてくださ~い!

Led Zeppelin Reunion with Phil Collins
[Rock and Roll/ Whole Lotta Love]

[Stairway to Heaven]


Crosby, Stills, Nash & Young

当時の女性のハートを最高にワシヅカミにしていたバンドは
なんといってもUKのデュランデュランです!
なぜかUSA会場での登場です。
曲は、当時公開された007のテーマソングとリフレックスです!

Duran Duran
[A View to a Kill]
[The Reflex]


Patti LaBelle [Over The Rainbow]

Hall & Oates
(なぜかLive Aidの動画がありません・・・涙)

Mick Jagger [Lonely At The Top]

そして絶対私が忘れることができない、
おそらく私が観たライヴパフォーマンスの中では最も趣味が悪い、
ミック・ジャガーとティナ・ターナーの共演です(笑)。

Mick Jagger & Tina Turner [State of Shock/ It's Only Rock 'n Roll]


そして、フィナーレ!

ボブ・ディランとキース・リチャーズとロン・ウッドの共演です!

Bob Dylan, Keith Richards and Ronnie Wood [Blowin' in the Wind]


最後にライオネル・リッチーが出てきて
出演者がWe Are the Worldを歌ってお開きです。

USA for Africa [We Are the World]


残念なことに、1985年のあのとき!
出演者がこの曲を歌い出したら
すぐにフジテレビの中継が終わってしまいました~!!!
私の中ではそれが恐ろしく強いトラウマになっています(笑)。

フジテレビはニュースとか観ていていい放送局だと思いますが、
なんかいつも途中で番組が終わってしまいそうで
25年経った今でも心配でしょうがありません(笑)。



・・・というわけで、実際には3日早いんですけど、
土曜日ということで、今夜は当時を思い出して
ライヴのDVD映像(10時間)を一晩中観ていようと思ってます。
途中で終わっちゃう心配もないですしね(笑)。

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朝眠って起きたら選挙が終わってた・・・
なんてことにはならないようにはしたいと思います(笑)。


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