昨日入院した妻の手術が朝の9時半から行われるので、昨夜から予約していたタクシーで病院に行きました。

 とにかく、全身麻酔で、両膝一度に手術するということです。

 妻もさすがに緊張した面持ちでした。

 手術は9時半に始まって12時半まで3時間にわたりました。

 終わってから、担当の医師から問題なく終わったと聞いてほっとしました。

 集中治療室で口もきけないほど憔悴した妻を見るのは初めてのことでした。

 何しろ、お産の時しか入院した経験がないという妻ですから。

 いつもは逆なのですが。初めて見守る立場を経験しました。

 結構気を遣うものです。

 夕方には帰宅しましたが、夕食の準備、来客の対応、電話の応対、その他の家事、まだ始まったばかりなのに大変です。

 退院まであと1ヶ月もあるというのですから。

 それまで無事に持つものか今から不安です。

 妻を亡くした方が早死にするはずです。

 何とかがんばらなくてはと、ちょっと気弱になっています。

 先日、私が何とか退院してきたばかりなのですが、今日、妻が入院してしまいました。

 実は、妻の入院は私の入院以前から決まっていたのですが、何とか私が退院してきたので予定通りの入院ができたわけです。

 妻の入院は「変形膝関節症」の手術です。

 両膝いっしょに手術して人工の関節ととりかえます。

 このままでは歩けなくなるといわれて妻も決心したようです。

 ところが困ったのは私で、何と1ヶ月ほど入院が必要とのことです。

 すべて妻任せできたので、料理はもちろんできないし、下着などもどこに何があるかさっぱりわかりません。

 今日の夕食は冷蔵庫をあさって生協で買ったものを暖めて食べたのですが、明日からはどうしようかと困惑するばかりです。

 1ヶ月後に妻が帰ってきたときにはとんでもないゴミ屋敷になっているかも。

 それよりも妻の手術は明日です。

 午前9時から3時間以上かかるそうです。

 何とか無事にすんでほしいものですが、今度は私が病院に通う番になりました。

 ほんとに、世の中何が起こるかわかりません。



 退院してから初めて大阪まで出ました。

 今日は童話教室があったのです。

 今週は何と5編の作品が出ていました。

 私も何とか作品を出せました。

 5枚の創作です。

 J○に出そうと思って書いたものです。

 登場人物は幽霊です。

 あの世が近くなってきたからか、ゆうれいの出る作品が結構多くなっています。

 怪談ではないのですが、ちょっとユーモラスな感じのものです。

 会員の皆さんには結構面白いといってもらったのですが、お盆でもないのに幽霊がやってくるのには異論があるという意見もありました。

 幽霊はお盆以外はあの世でおとなしくしているべきだということなのでしょうか。

 私としては幽霊になってもこの世にとどまっていたい気分なのですが。

 ほかの方の作品はエッセイで、エッセイであっても基本的にはフイクションの童話と同じだということが作品を通じてよくわかりました。