『株式投資の王道』

プロの目利きに学ぶ「良い会社」の見分け方

阿部 修平  小宮 一慶  共著


日経BP社 刊


1 株式投資の王道

                    スパークス・アセット・マネジメント株式会社


著者の投資スタイルは

【良い会社を選び、 会社の成長とともに リターンを得る。】


     共感できます。


     良い会社を見分ける眼を 磨きたいです。




     神戸製鋼所の 検査データの改ざん

     日産自動車の 無資格者の完成車検査



     良い会社だと思っていたのですが、  驚きました。



本書によると、 良い経営者は 良い情報だけではなくて、

悪い情報、 欠点も、 株主に公開する。

良い経営者とは、 誠実な人柄の人物である。


     歴史に残っている良い経営者を 想い起すと、

     本田宗一郎氏、 松下幸之助氏、 誠実な人柄で、 尊敬されていましたね。




本書には、 経済学者 アダム・スミスの 学校では学んでいない言葉が 載っていました。


財産の道は 徳への道

財産を増やすことと 徳を積むことは 一致している。


     資金の増加だけを目的としている短期投機家・トレーダーとは違いますね。

     検査データを改ざんする 神戸製鋼所や、 

     三菱自動車工業は、 お金儲け優先 (+_+)







本書では、 良い会社は お客さんに喜んでもらえている、 社会に貢献している。

そのような良い会社の株式に 投資しましょうと、 記されています。


     同感です。

     株式投資を通じて、 社会に貢献できます。




     2 株式投資の王道



本書は、 会話形式・対談形式になっているので、 読み易いです。


今の日本は 何もかも 安過ぎる。

このような異常な環境から抜け出す会社が 出てくる頃

投資家として、 有望な会社を見逃さないようにすべき。



人間は 元々 自分が食べる分の食糧を生産していた。

それでは、 配偶者・子供を養えないので、 人口は増えず、 国は繁栄しなかった。


     まるで、 現在の日本の状況 そのものですね (+_+)


     明日の衆議院議員の当落結果で、 変わるでしょうか?!




安い賃金で、 お客様が満足するサービスを 提供し続けることができるのか疑問

2020年の東京オリンピックは、 ホテル料金・飲食費が 安価なだけではなくて

安心・安全、サービス精神、おもてなしの心が 高く評価されている。

価値に見合う値段を得る工夫が 必要


2020年の東京オリンピックの頃の株式は、 

日経平均 4万円になっていても おかしくはない。



     急激なインフレーションは 困りますが、 現在のデフレーションは 異常ですょね。



     
対談は 金融政策にも 言及しています。


現在のマイナス金利政策は 異常


真面目に働いて預金する人が 損をする。

地道に商売をしている会社が 不利になる。


日本銀行は 正常な状態に戻そうとして 異次元緩和を続けている。

市場が混乱する恐れがある。


     
     明日の衆議院議員の当落結果で、 変わるでしょうか?!




本書は、 注目企業 12社を 徹底分析しています。

ソフトバンクグループ

セブンアイ・ホールディングス

森永製菓


     注目企業の株価の動向が 気になります。


     御興味を持たれた方は、 本書をご覧ください。





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阿部 修平 著   ビジネス社 刊  のモニター報告は、こちらです。
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     3 暴落を買え

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