カウンセラーになるまでの経験は必須だ。
カウンセラーは知識も技術も経験も
豊富な方が良い。
まず、
クライアントのその訴える苦悩や苦境を
カウンセラーが過去に体験していれば、
その背景や、
どうしてそんな気持ちになるのか、
何が問題なのか、
を瞬時に判断できます。
逆に、
その経験がないと、
相手の言っていることが理解できなかったり、
状況が想像できなかったり、
問題定義が曖昧だったりして、
それのどこが苦境かさっぱりわからなかったり、
カウンセリングにならないことさえあります。
例えば、
上司と顧客の板挟みで苦しい状況を
経験している場合、
それによる二次的被害まで想定できます。
板挟みで鬱になる程深刻なまでの苦境を経験
していなくても、
上司と顧客の板挟みで苦しいことを体験的に
知っているのと知らないのでは
板挟みで悩んでいるクライアントへの
カウンセリングの質は違ってきます。
だから、
いろいろな社会で
いろいろな経験をしている人の方が
カウンセリングは有効に進みます。
幅広く経験豊富の方が良いです。
楽しいことも辛いことも
たくさん経験している方が良いのです。
「では、
この世の全ての知識と経験がなければ
できないのか?」
という疑問が出てくるだろうと思います。
この世の全ての苦悩を経験するのは
100年現役で生きていても
難しいですよね。
次回は全ての知識について!また来週!