確か今朝は雨のはずだったのですが、こんな東の空は朝焼けで、よかった気持ちのいいスタートがきれました。
太極拳が終わり、目ざといことでお馴染みのSさんが、またまた見つけてくれました。地面に倒れていたので踏まれないように移動させようとすると、動くではありませんか!
見たことあるような、調べると昨年もこの同じ場所で見たキリギリス科のサトクダマキモドキでした。
よく見るとお腹から産卵管らしきものが出ているのがわかります。卵を産み終わって虫の息というところでしょうか。そんな季節なのですね。
雨上がりの朝は、空気もしっとりとしてこちらもしっとり潤うようで気持ちがよく、自転車を走らせたくなります。
と、靄の中なのでやや霞んでいますが、メタセコイアの奥に、ひときわ赤く燃えるような紅葉が見えます。たぶんあれかな?
近ずくと、やはりそうでした。
赤といってもオレンジがかった明るい赤。その名もアカシデです。芽吹きも赤いのですが、紅葉も見事に綺麗です。
このシデ独特の下がった実(神社の四手の形に似ているのでその名が)ができているので確かです。
葉の先が長く伸びているのはアカシデの特徴。イヌシデはこんなに先が細くありません。しずくのレンズに移っているのは、後ろのサクラの枝です。
これがアカシデの果実の集合したもの。
そしてこれが一つの果実。種が一つ入っているのが見えます。
そして葉を落とす前からできている来年の芽です。もうすでに6~7㎜の長さに伸びていて、いったいいつ芽はできたのかと、その準備のよさにいつもながら驚かされます。