以前書いたクルミの話の続編。
前のクルミは、あげちゃいましたので、
また拾ってきました。
「爆発に注意して焼く」ことで、一話
できるかなと思っていましたが、
案外あっさりと、「クシュッ」ぐらいで
焼けてしまいました。
ので、「焼いて食す」編です。
まずは、実を潰して中の種の部分を
取り出します。
くるみになりましたね。
いよいよ焼くわけですが、昔から、
爆発しない様に尖った所から線に沿って
「つば」をつけて焼けと言われています。
まぁ、いまどき「つば」もないなと思い、
全体を水につけて、火にかけました。
これはちょっと火が強すぎました。
もう少し弱火で、焼いていると「クシュッ」と
開きます。開かないものは、ハンマーで
たたいてやります。
これを爪楊枝などで取り出して食べます。
脂っぽい、香ばしい味です。硬くなく、じめっと
軟らかいです。ちょっと苦味もあります。
板長の言葉を借りるなら、「昔の味」です。