前回記事(『理屈じゃない!!安倍を信じるんだ!!』)で貼り付けようと思っていた記事を貼り忘れていたことに気付いたんで、今回は少し解説も入れて中国のガス田についての記事を紹介したいと思います。

『【やっぱり】東シナ海の中国ガス田問題、背後に欧米資本!』

「国境線付近でのガス田がああああああ!!!!」と騒いでいますが、中国側は自国の領土内でガス田の開発を進めているだけです・・・。

今回、前は4箇所だったやつが、12箇所に増えたと大騒ぎしてますが、これは、現在、日本側が主張している双方の排他的経済水域がかぶった部分の境界線として設定した「日中中間線」の中国側に設置されたものばっか。




昨日の報ステの中島岳志氏の解説では、海岸線の長さなどで境界線の修正が入るという慣習があり、それを加味すると、長大な海岸線をもつ中国側に有利になるとか。

また、かつて、福田内閣のとき、ガス田の日中共同開発で合意してたのが、例のsengoku38でおなじみの、2010年の尖閣周辺における中国漁船の海上保安庁艦船との衝突問題で、交渉中断中だそうですが、それでも今回、一応中国は日本側主張の境界線を守ってる。


 つまり、交渉中断中にも関わらず、わざわざ日本のメンツを気にして最低限のルールは守ってくれているわけなんですねwむしろ感謝しなくっちゃw

 それでも例のごとくネトウヨなんかは、「アレは実際にはレーダー基地で、日本の安全保障上の重大な脅威!!これこそ中国の海洋進出!!今こそ安保法制!!安倍断固支持なのでありますううううう!!!」とどんどん論理が飛躍していくワケなんですが。仮にレーダー基地だろうが、中国からしてみれば自国の領海内にレーダー基地を設置しただけなのであって、そりゃあ日本からしてみれば警戒すべきなんでしょうけど、逆に中国の立場からしてみれば、「うるせえ!!自国の領海内にレーダー基地を設置しても合法だろ?!何が悪いんだ?!」てなもんでしょう。

 要は、日本・・・というか安倍政権は、国境線付近でガス田の開発を進められ、レーダー基地まで敷設されて好き勝手やられてるのを見ながら、何ら有効な対応策も取れずに、ただ「勝手にガス田の開発を進めるなんてずるいよぉ・・・出来たら止めてほしいよぉ」と言ってるだけに過ぎないのです、そんな状況で何の脈絡もなく「安保法制を進めれば状況は改善する!!」などと言ったところで、「は?何言ってんの?」と思うのは当然でしょう。

 つまり、安倍のやってることは、中国の国境線付近での様々な行動に対して何ら実際的な対応を取れないままに、一方で国内ではそれを根拠に国民の危機感を煽って全然関係ない、しかも違憲の可能性が極めて濃厚な(実際には、ほぼ100%違憲なのですが、「最高裁で判決が出たわけではない」厨がウザいのでこのような曖昧な表現にさせていただきます)法案を通そうとしているワケです。

 まあ、要は安倍の無能さと卑劣さに加えて、そんなゴミ首相を断固支持してしまう懐疑的な思考能力の無さってヤバいんじゃないの?とそいうことを言いたいのです。


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