セリーグの皆さんがもたつく間に、鯉もしっかりと体制を立て直そうや。(6/1 SB2回戦 0-2) | カープがやっぱり好きなんよ

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どんなにボロクソに負けても、次の試合もやっぱり見てしまう。
18才までに広島で刷り込まれたカープ魂は、50を超えても東京で生き続けるのです。

やはりあの「14点試合」がいけませんでしたかねぇ(苦笑)。交流戦だというのになんと今年は連勝からスタート、更には打線が猛打爆発の大量点ゲットなどという慣れないことをしちゃったもんで、その反動が来ているということなのでしょうかね。いやいやそんなことはありませんですな(笑)、単純にいい投手がいい投球をすれば普通は打てませんし、二線級投手や死に体となった投手にはめっぽう強い鯉打線ですが、エース級やローテの中心となっている投手が出てくれば途端に沈黙してシュンとなっちゃうということですわな(泣)。

 

先発の大津クンの投球は初めて見ましたが、今やソフトバンクのローテの柱となっているいい投手ですよね。昨日のモイネロもそうでしたが、大津クンもそんな恵まれた体ではなく170センチ台半ばの小柄な投手ですが、昭和の表現で言えば「七色の変化球」を操りながらゴロアウトを重ねていくような投手。カーブ、スライダー、カット、チェンジアップ、フォークとなんでもござれの高いレベルで完成しているピッチャーですが、今日は特にワンシーム(ツーシームも同義ですが、まぁ昔でいうところのシュートの一種)がかなり効いておりましたな。

 

真っ直ぐも速くてコマンド精度も高いのでイニングをしっかり食っていく文字通り「勝てる投手」です、いやぁ降参でございますという感じ、終わってみれば7回無失点ピッチングで鯉打線はほぼ完璧に抑え込まれました。4番小園クンの「得点圏の鬼」っぷりがやや沈黙気味になってきているのが気になります。まぁ鯉の攻撃面は淡白すぎてこれ以上はあまり特筆して書くこともございませんので(悲)。大津クンとの次回の対戦はきっと日本シリーズ(笑)でしょうから、そこでリベンジ出来ることを願うばかりでございます。

 

投手陣の方は、このところ中継ぎ陣が悉く打ち込まれ「嫌な負け方」をする傾向が続いてましたが、今日は7回に森浦クン、8回はハーンさんが登板していずれもきっちり無失点に抑えてくれました。疲労が溜まってきた中継ぎ陣が一気に崩壊する恐怖にいったん歯止めがかかってホッとひと安心。オリ戦では失点した森浦クンも、柳町クン・佐藤直クン・今宮クンを三者連続で三球三振というお得意のあの爽快感たっぷりピッチングを見せてくれましたわな。チェンジアップが効きまくりでバットが面白いようにクルクル回ってました。

 

他方で先発の玉村クンも6回2失点ですから合格点でしたよね、先日DeNA戦で早々にノックアウトされた悔しさをきっちりやり返してくれました。3回裏の2失点もショート矢野クンのエラー(1塁への暴投)と完全に打ち取った今宮クンのポテンヒットタイムリーで1点、更にはリトル石原クンの悪送球も絡んでの2点目ということで、自責点は限りなくゼロに近い状態。まぁ「どすこい山川クン」にはホームラン未遂の大ファールを何本も何本もレフトスタンドのポール際に打ち込まれヒヤヒヤもんでしたが(笑)、きっちりと6回までイニングを食ってくれたのは大きかったですね、ナイスピッチでした。

 

ということでオリに連勝したもののそこから3連敗。ところがセリーグ2位のジャイさんは楽天に9回裏の逆転サヨナラ負け、3位の虎さんも9回裏にロッテに追いつかれ10回裏にサヨナラ負けと、両チームとも鯉にお付き合い下さいまして、セリーグ上位内での順位変動は無く、鯉は3つ負けてもまだ首位の位置。まぁこの時期ですからあんまり関係ないですが、それでも首位の位置にいるのは気持ち良いもんですからね。しかし相変わらずパリーグ強いなぁという感じですかね。セリーグが弱すぎるのでしょうか(苦笑)。ともかく他チームが足踏みをしている間に鯉はきっちりと体制を立て直したいところです。明日は勝ち運もあるアドゥワ君ですな、なんとか連勝止めてもらいましょ。

 

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