GW快晴超満員にはこんなド派手な3ランがよく似合いますな(笑)。(5/4DeNA7回戦4-1) | カープがやっぱり好きなんよ

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どんなにボロクソに負けても、次の試合もやっぱり見てしまう。
18才までに広島で刷り込まれたカープ魂は、50を超えても東京で生き続けるのです。

と、ブログのタイトルにはノーテンキなことを書きましたが、まぁ正直な話を言うと、途中まではこりゃ4月に続きまたもや「地元で悪夢の3試合連続ゼロ封負け」の惨劇を繰り返すつもりかよ、さすがにゴールデンウィークでそれやっちゃうと今度は暴動が起きるぞと、いつまでも点が入りそうもない鯉打線の貧打っぷりをイライラしながら見ておりました(苦笑)。

 

今日は森下クンが7回1失点と抜群のピッチング内容でしたからね。というかその失点も2回表にサード二俣クンのエラーで出塁した牧クンが大和クンのセンターフライ犠飛でホームに生還した1失点だけ。更にいうとファースト堂林先輩が目を切ってしまい森下クンが投げた1塁牽制球後ろに逸らすという信じられないプレーも挟み、完璧にバックに足を引っ張られまくりの自責点ゼロ状態。

 

仮に7回裏の「歓喜の大逆転劇」が、野間クンのセカンドゴロが併殺になって無得点に終わっていたとしたら、下手したら完投した森下クンが「ノーヒット・ワンラン」の状態で「負け投手」という恐ろしい結末になっていたかもしれませんからね。もう想像しただけで目眩がして恐ろしくなります。いやぁホントに勝てて良かったですわ。しみじみと思いましたな。

 

松山先輩4度目の正直。

でしたかね(苦笑)。

 

昨夜は悔しくて眠れなかったとお立ち台のヒロインで話していた松山先輩でしたが、実はご存知の通り、松山先輩には「3ランと紙一重のバッティング」というか「3ラン未遂」がここ数日間で3度もあったんですよね。最初は神宮球場であの8対9で負けたおバカ試合の9回、勝ち越し3ランかと思われた大飛球。ライトスタンドを巻いて着弾したように見えましたが、判定は惜しくもファール。小生も現地でネット裏から見ていて思わず立ち上がって崩れ落ちました(笑)。

 

さらには虎さんとの延長12回裏に、同じように「あわやサヨナラ3ランかという大ファール」をライトのポール際に飛ばし、皆の腰を、とりわけプロ初勝利を叶え損なった黒原クンの腰を浮かせまくった松山先輩(苦笑)。そして昨日の「ホームランボール」を思いっきり打ち損なった、実は一番3ランに近かったスイングでの一邪飛(怒)。そりゃ悔しくて悔しくて眠れませんわな。そして今日、4度目の正直とでもいうのでしょうかね。

 

ついに捉えました(泣)。

 

少し経過を振り返ります。

 

0対1で迎えた7回裏、森下クンがなんと本日猛打賞となる3本目のヒットで出塁します。因みに1打席はDeNAケイが連投する155キロのストレートをファール打ちで粘りまくり、根負けしてケイが投じた9球目のカットボールをレフト線にツーベース。2打席目は153キロのストレートを引っ張って三遊間を抜くレフト前ヒット。3打席目は低目に沈むチェンジアップを綺麗に掬ってショートの頭を越えるレフト前ヒット。素晴らしすぎます。今日の森下クン投げてはDeNA打線をわずか2安打に抑え、打っては自ら一人でそれを上回る3安打ですからね。あっぱれです。これで彼を負け投手にしたらホントにバチが当たりますわ。

 

もとい。

 

さすがに森下に負けてられんわと秋山先輩がレフト前ヒット、菊池先輩が四球で繋いで1死満塁で3番野間クンが打席に入ります。マウンドはケイから徳山クン(@大阪桐蔭→早大)にスイッチ。3球目のフォークを引っ張った野間クンの打球は強い打球ながらもセカンド正面のゴロに。うわヤバい。4−6−3かよ。また無得点かよ。思わず目を瞑った鯉党同志も多かったかもですが、野間クンの懸命なる全力疾走で1塁はかろうじてセーフ。満塁から併殺くずれの間の得点で、鯉にとって20イニングぶりの点数がスコアボードに入ります(泣)。いやぁ漸く便秘解消でございます。これで呪縛が解けましたかね。

 

同点となってなおも2死1.3塁の場面。4番堂林に代打松山先輩でございます。一気に真っ赤に燃え上がるマツダスタジアムの大観衆。せっかくのゴールデンウィークのカープ戦でっせ。併殺くずれの宮島さんだけで帰ってたまるか!の大声援でございます(笑)。そりゃそうじゃろ。

 

DeNAバッテリーは松山先輩に対してストレートの連投。初球はインロー足元にボール球149キロ。2球目も同じくインコース腰の高さに150キロこれをファールする松山先輩。なんだか徐々に「オレ打ちますオーラ」を纏い始めた松山先輩。グッと空間がねじ曲がって集中力が高まる瞬間がありますよね、3球目はまさにそんなゾーンに入った感じでしたわ。インコース149キロのストレート。3球目が一番甘く高く入ってきました。松山先輩の美しいレベルスイングが炸裂しましたな。打った瞬間、まさしく球を捉えた瞬間に、いやもしかしたらボールを捉える前から既にバットを放り投げて拳を突き上げていたのかもしれない(笑)、そんな松山先輩でございます(笑)。

 

特大3ラン炸裂じゃ!

 

打球は大きな放物線を描いて、真っ赤に染まるライトスタンドの中段に飛び込んで行きます。ベンチに戻ってもみくちゃになる松山先輩。森下クンが松山先輩の赤いヘルメットをボカすか叩きまくった後で2人で熱い抱擁。そのままキスでもしてダチョウ倶楽部さんでもやりそうな勢いでしたかね(笑)。

 

お祭り騒ぎのマツダスタジアム、青い空の下で真っ赤な集団が大きく揺れまくり。子供さんからおじいちゃんまで破顔一笑の輪が広がるスタジアム。宮島さんの大合唱とバンザイ連呼の嵐です。♪花が輪になるぅ、輪が花になるぅ♪と平和大通りでは5年ぶりの完全フラワーフェスティバル。やっぱりね、ゴールデンウィークのマツダスタジアムはこうでなくっちゃいけません。

 

もとい。

 

打つ方では3三振だった中村ケンティ君でしたが、レフト守備での超美技2連発も素晴らしかったですし、他方で悩める選手会長我らが堂林の牽制球を捕球できなかったあのエラーは先日の怠慢走塁に次ぐグランド50周レベルの大チョンボであり、それこそ反省して坊主にしてこいと言ってやりたい感じでしたが、まぁ色々ありながらも勝利を届けてくれた鯉諸君の必死のパッチにあっぱれということでしょうかね。明日もまたGW快晴超満員のマツダスタジアムでございますぞ。アレン先輩に初勝利をつけるべく、野手陣の奮起をお願いします。

 

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