丸の二邪飛でアレン先輩の初勝利が見えた気がしたんですけどね(泣)。(4/12ジャイ1回戦4-9) | カープがやっぱり好きなんよ

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どんなにボロクソに負けても、次の試合もやっぱり見てしまう。
18才までに広島で刷り込まれたカープ魂は、50を超えても東京で生き続けるのです。

6回裏に打者一巡で7失点の大炎上となってしまったアレン先輩。少し流れを振り返ってみます。1番萩尾クンにレフト前、2番佐々木クンにセンター前の連打で無死1.2塁。3番門脇クンの捕前に転がった送りバントを坂倉クンが素晴らしい反応で3塁送球して間一髪のアウト!1死1.2塁から4番岡本にストレートの四球、5番坂本にユニを掠める押出し死球で4対3の1点差。1死満塁から代打丸をセカンドフライで2死満塁。7番オコエ君のどん詰まりのゴロがセンターに抜けて2点逆転タイムリーで4対5。8番吉川クンのバットの先っぽの打球がセンター前に落ちて4対6。9番岸田クンがデットボール。打者一巡で1番萩尾クンが完璧に捉えたレフト線への2点タイムリーツーベースで4対8。ここでアレン先輩が降板。うーむ。

 

多方面から「開幕投手たる鯉のエースといえども、さすがにアレン先輩を引っ張りすぎでしょ」とばかりに、新井さんの温情采配というか判断の遅れに非難轟々となっておりますが、他方で、小生もこの6回裏の惨劇をリアルでじっと見ていたのですが、ベンチでテンパっていたアライさんのダメダメなこの采配というか心情がなんだかすごく沁みましたわ。小生も「アレンを早ぉ替えてやれや新井さん!」と口では言いながらも、実際はアライさんと同様に「正しい判断」ができないままで、祈るような気持ちで打たれまくるアレン先輩の投球をじっと見つめておりました。なんとしても勝たせてやりたいという思いとともに、自分で責任もってこの回を最後まで投げ切れよ、テメェはそれができる投手でありそれをやらねばならぬ投手だろという叱咤。

 

ま、そんな感情が入り混じって、詰まるところは「思考停止状態」になってしまったのは、小生もベンチにいる新井さんも同じだったのかもしれませんけどね(苦笑)。いやぁダメダメの甘ちゃんですな。まぁ小生はお花畑在住の単なる鯉党ですので甘ちゃんでもいいのですが、新井さんは「監督」ですからね、そんなことじゃ困ります。ビシッと冷酷無比に差配してもらわんといけませんわな。ま、それが出来ないところも「アライさん」のいいところではありますが(苦笑)。

 

まぁベクトルが色々とあちこちに散逸した難しいイニングではありましたよね。無死1.2塁から3番門脇クンのバントを坂倉の美技で三封したところで、一気に流れを鯉の方に戻したかったですわな。本当はそのまま4番岡本クンと「真っ向勝負」をして欲しかったというのが一つ。怖い怖い打者ですがそれでも山田太郎のように7割5分も打てる訳ではないですからね(笑)。とはいえランナー2人を置いての逆転3ランは流石に怖いので、4番岡本クンを歩かせて5番坂本クンと勝負、まぁ坂本クンにもホームラン打たれてますので(苦笑)、究極のシナリオとしては2人連続四球で押し出しになっても1点差じゃないの、後続でなんとかしよう、くらいまでは頭の隅に置いての勝負だったかもですな。で、ユニ擦りの死球で坂本クンを押し出し、おいおいマジですか(笑)。こりゃ一気に崩れちゃう。

 

が、しかし。最大の分岐点が訪れました。4対3でまだ1点リードの状態の1死満塁で、

 

代打に丸さん登場。

 

ここでアレン先輩が初球に渾身のチェンジアップ(笑)。豪速球じゃないところがアレですが、ともかくこれを丸さんがマン振りかますミスショットで高々と打ち上げるセカンドフライでございます。1点差のままで2死満塁に漕ぎ着けます。これは、

 

もしかして凌げるかも。

 

そう思ってしまったんですよね。というか、このイニングをここで凌いで7回からの継投で4対3で勝利するところまでスッと道がひらけた気がしたんですわ。岡本・坂本の連続四死球(押出し付き)は実はこの伏線だったのですか、したかな鯉バッテリー!というお花畑シナリオまで浮かんだんですわ。アホですな。まさか新井さんの脳内もそうだったとは思いませんけどね。この丸との対戦の成功体験の残像を最後まで引きずってしまった感じがあります。で、続くオコエ君の打球は完全に打ち損ねのボテボテのゴロなるもアレン先輩の足元を抜け二遊間の真ん中へ転がります。これが無情にもコロコロと小園と菊池の間を抜けてセンターまで転々と(泣)。

 

なんという悲しみの打球。

 

オコエ君の逆転2点タイムリー。うわぁ。これで頭が真っ白になっちゃいました。そこから吉川クンのセンター前ポトリ、岸田クンへの初球が死球で、萩尾クンへの初球がレフト線2点タイムリーですから、もう加速度的に過ぎてしまったあっという間の地獄の打者一巡です。小生は単にテレビ見てるだけでしたが完全に思考停止状態でしたわ。まぁ何度も繰り返しますが、ベンチの新井監督というか少なくとも藤井ヘッドが我々と同じように呆然と見つめていてはイカんのですけどね。それでも、皆様の心中はお察し申し上げます。

 

ということで、気を取り直して今日の戦いに向かいましょう(笑)。だらだら書いても、それは「救い」にも「言い訳」にも何にもなっておりませんが、まぁ野球ってそんなもんです。

 

今日はお久しぶりの森下きゅん。まぁ本人も本調子ではなさそうですし、昨日の今日ですのでかなり難しいとは思いますが、なんとか東京ドームのこのムードを変えてちょうだいな。お願いします。

 

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