チャドクガ 体中、かゆい かゆい | 家庭菜園を応援する農業おやじのブログ~家庭菜園・園芸用野菜の種のことなら市川種苗店

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毛虫がすべて有害だとは限らないのですが・・・

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市民大清掃のある前々日(6/8)、除草と剪定作業を行いました。わが家の裏庭と庭の塀に沿って流れる川岸に生える木々たちへの大掃除です。以前もヤラれた経験があったので、帽子、厚めの長袖、長靴、手袋、首回りのタオル、完全武装で作業しました、が、ダメでした。ツバキ、マサキ、びわ、梅など、毛虫たちが好きな木々があります。十分注意注意しながら作業したつもりです。大量の剪定を行いましたが、毛虫に出くわした記憶はありません。 でも、作業直後から、痒くなりはじめました。その夜から翌日が最もひどかったのですが、日曜日ということでもあり、病院に行くまでに二日ガマンしましたのでした(涙)。

最初は「草まけ」かも知れないと思いましたが、毛虫の毒による皮膚炎でした! 診察した皮膚科の先生もどっちか分からないとのことでしたが、ネットで症例を調べてみると、十中八九「チャドクガ」の毛虫の毛が付着したことによる炎症だということが分かりました。(病班が全く同じです。草まけはもっと不鮮明です!)

処方薬の投薬を続け、今日で約10日目です。痒みは全くなくなりました。でも写真のとおり、赤っぽいブツブツはまだ消えずに残っています。皆さんの役に立つかもしれないと思い、ちょっと気持ち悪いですが、体験談を書いてみることにします。

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被害二日後 病院へ
恥ずかしいので、載せませんでしたが、わきの下から肩の部分はもっとすごいことになっていました。
妻が軟膏を塗ってくれたのですが、私自身でも気持ち悪いほどの発疹だったので、感謝感謝。 鳥肌が立つほど気持ち悪かったとのこと!スミマセンでした。
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被害10日後 かゆみ収まる
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皮膚科で処方された外用薬 内服薬

◆ツバキ科のサザンカやツバキや茶は、特に、チャドグガが好きみたいです。6月の剪定時期は発生適期でもあるので、毛虫自体が目に付かなくとも注意すべきです!

◆発疹は、首周り、腕、肩から脇の下、背中に多く出ました。先生によると顔面は露出しているけれどもほとんど発症しないそうです。とくにわきの下あたりに発疹や痒みが集中するみたいです。下半身はあまり発症しません。

◆処方された外用薬はアンテベート軟膏です。調べるとステロイド剤で5段階で2番目に強力な薬らしく、皮膚の柔らかな顔面などには向かないみたいです。塗った当初は効き目を感じませんでしたが、2度くらいタップリ塗ると知らないうちに痒みは収まりました。
◆処方された内服薬はエバステルン錠で抗ヒスタミン剤です。アレルギー炎症を抑える薬です。5日分処方されましたが、4錠で効果があったようなので止めました。アンテベート+エバステルンの処方をみると、私の場合は中度以上の酷さだと、皮膚科の先生は判断されたようですね。
◆以前にも経験がありますが、炎症痕は残らないようです。自然に治癒するのかもしれませんが、眠れないくらい痒みが強い場合があるので、早めに病院に行ったほうが良いですよ。

◆参考のためチャドグガの写真です 
農薬メーカの殺虫剤コマーシャル資料の写真を引用させてもらっています。

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チャドグガの幼虫 気持ち悪い~~
毒針毛(どくしんもう)が1匹に50万本から600万本あってそれに触れた人の皮膚に強いかゆみを伴う派手な皮膚炎を起こさせるそうです。(静岡県平松皮膚科医院のサイトより)

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チャドガの成虫
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ミノウスバ マサキに大量発生します。 糸を引いてぶら下がってきます。
4月頃、こいつがたくさんいましたが、刺さないそうです!今回、いなくなっていたので剪定を強行したのがまずかったみたいです!
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イラガ 気持ち悪い~~ 刺されるとヤバイみたいですが 私の庭にはいませんでした。

気持ち悪い毛虫たちですが、チャドグガ類、イラガ類などが主に炎症を起こす有毒な毛虫達らしいです。やはり密集して発生するアメリカシロヒトリや、わが家のマサキに毎年異常発生するミノウスバなどには毒がないそうです。

※参考になるおすすめのサイト
社団法人農林水産・食品産業技術振興協会 の 昆虫科学館 庭の刺す毛虫・刺さない毛虫などに詳しく書かれています。

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