今日のテーマはアルメニアの地上交通について。
市内交通費の物価は東南アジアや中国より安くイラン並み。世界で最も安い部類では
ないでしょうか？ただし、日本車やドイツ車に交じって旧ソ連の老朽化した車体も多く、
旅行者が乗るには苛酷な場合もしばしば。あと、行き先表記のアルメニア文字が読めない
ので苦労します。運転手にはアルメニア語以外にロシア語も通用します。
セヴァン湖に停車中のエレバン行きの旧ソ連製ボンネットバス
■路線バス・トロリーバス
（左）ロシアではよく見るトロリーバス。エコな乗り物ですが、架線が外れて立ち往生することも。
（右）ドア開けっぱなしの旧ソ連製路線バス 屋根のタンクは何？車内にはアルメニア絨毯が
敷いてありました。
（左）路線番号と停留場名が書いてありますが難解なアルメニア文字です
（右）路線バスの車内。エアコンが効いておらず暑いです。市内100ドラム（約22円）
降りる時に運転手にお金を渡します。
■マルシュルートカ（乗合タクシー）
ワゴンに10人～20人が乗り込むマルシュルートカ。
ルート上ならどこでも乗降可能で料金は100ドラム（約22円） 降りる時に運転手に払います。
通りをまっすぐチョイ乗りしたい時に威力を発揮。
■タクシー、地下鉄
（左）タクシーは主に日本製、ドイツ製、旧ソ連製（ラダ）、イラン製の車が走ってますが
どの車種に乗っても料金は同じなので特にラダは敬遠されます。
市内から8km離れたホテルまで900ドラム（約195円）
（右）地下鉄の駅。地下深くへ高速エスカレーターで降りて行きます。ホームはシャンデリア
がついて彫刻が美しくて豪華。旧ソ連製の車両で揺れが酷かった。50ドラム（約11円）
※構内や車内は写真撮影禁止
エレバンは標高800mの高地。そこに旧ソ連製の車が排気ガスをモクモクと出して走り
まくっているので、テヘランと同じく空気が非常に汚れています。喘息持ちの人は注意。
左はロシア カマズ社製のトラック。