パキスタン大使館主催のパキスタン バザール2010が上野公園で開催されています。
確か以前は8月に開催されていたと思うのですが、今年は4月開催のようで、危うく
見落とすところだったのを新宿五郎さんがコメントで教えてくれました。
ありがとうございます。
インド・パキスタンの屋台料理 羊の内臓などを香辛料、唐辛子、トマト等と一緒に
鉄板で豪快に焼きます。名前の由来は焼く時にヘラが鉄板に当たる「タカタカタカ・・・」と
いう音の擬音語から。
私は屋台では食べた事がないのですが、パキスタン・ラホールのホテルの庭で
「タカタク ナイト」という催しが開催された時にチャレンジしたことがあります。
上の写真よるも、もっとグロテスクでしたが深みのある味で美味しかったですよ。
写真は今回、埼玉県草加市のパンジャビー ダイニングが出展したタカタク
埼玉県八潮市~草加市~越谷~春日部は中古車輸出業者が多く、パキスタン人が
多く住んでいる地域なので日本人向けに一切アレンジしない本場のカレー屋さんが
多い地域です。
(右)チキン・テイッカ (埼玉県八潮市のアル・カラムが出展)
とってもジューシーでした。やっぱり露店で焼くと旨い
(左)埼玉県草加市 パンジャーブ ダイニングのタカタク
パラーターと共にいただきました。レバーなど内臓系の深い味わい
(右)シディークのマトンビリヤーニー
東京都内でチェーン展開するパキスタン系のシディーク 通常は日本人向け味付けの
メニューしかありませんが、今日はパキスタン人客が多いので本場モード全開。
いつものシディークのビリヤーニーがすっかりパキスタン化してました。
当ブログでは頻出のニハーリーです。
何とシディークがニハーリーを提供してました。やればできるじゃないですか(笑)なんて
失礼なこと書いてしまいましたが、普段は日本人向けにアレンジしているのに、こういう
日本在住パキスタン人の祭典ではさすがに本場の物も出すんだなあと妙に感心。
(右)シディークの素焼のトゥティに入ったキール
キールはインド・パキスタンを代表するデザートの一つ、ライスプディングです。
このキールも一緒に頼んだチャ―エー(チャイ)も超本格的。
普段のシディークって一体何? 変に日本人に合わせず普段からこういうレベルの
高いものを提供したらパキスタン料理の素晴らしさの啓蒙にも繋がるんじゃないかな?
この素焼の入れ物、インドでは他人と食器を共有することを嫌うため(=穢れの発想)
食べ終わったら地面に叩きつけて割ります。
イスラム国のパキスタンでは叩き割るのを見たことがないので、あれはヒンドゥーだけの
習慣なんでしょうか?
(左) 私が足繁く通う埼玉県八潮市のアル・カラムの出展テント
ハリームや焼き物系を提供
(右) 埼玉県草加市のパンジャービ ダイニング
(左)上野公園は桜が一気に開花し大混雑 都心は柏より開花が早いですね。
(右)シディークのブース
ニハーリーやジャレビ等がありました。
舞台ではパキスタン国立舞台巡業団やCNCアーティスト(日本人)による踊り、
パキスタン人歌手によるライブが開かれ、大勢のパキスタン人と日本人客でにぎわいました。
バザールテントでは品数が多くはないものの、パキスタン雑貨が売られていました。
パキスタン製の「チャイのカップ」や「ナン置き籠」を買いましたよ。
最後に、PIA(パキスタン航空)のブースの抽選会でゲットしたグッズです。
袋から出して広げてみると、このパキスタンっぽさがなかなかいいじゃないですか!
大切に使わせていただきます。
(右)パキスタン航空のスーツケースベルト
他に、機内配布の絵ハガキ、しおり等をいただきました。
パキスタンバザール2010 上野公園 大噴水前にて
明日3月28日まで開催
ランチに肉を食べすぎたので帰りは流山の直売所に寄って、菜の花、サニーレタス、
サラダかぶを購入。夜は家でベジタリアン食となりました。