八潮のパキスタン料理店「カラチの空」に魚料理(マチリー フライ)がありました。
肉食のパキスタンでもインダス川等で獲れる魚を香辛料を使ってフライやカレーにして
食べる習慣があります、港町のカラチでは海の魚も食べます。
今回食べた巨大な古代魚みたいな魚はバングラデシュからの冷凍輸入物でした。
大きなウロコ、古代魚のような容貌、いったいどんなお魚なんでしょう?
大皿からはみ出すほどの凄いボリュームです。
kashiwan 「これは何という名前の魚ですか?」
ウエイター「名前? 魚だよ。」
kashiwan「・・・。パキスタンではウルドゥー語で何か名前ついているでしょう?」
ウエイター「いや、パキスタンでも単に魚と呼んでいる。普通の人は日本みたいに
区別しない」
kashiwan「じゃあ、日本では何て言う名前の魚なの?」
ウエイター「これはバングラデシュから冷凍輸入した魚だよ。多分、日本にはない
種類だ」
結局、魚の名前はウエイターも知らないらしく、わからずじまいでした。
鱗と大きさから察するに多分「ルイ」か「パーチ」ではないか?と思います。
ウエイター氏ではなくシェフに聞けば良かった。
(参考)
バングラデシュの冷凍輸入魚は都内のバングラデシュ系ハラールショップが
取り扱っています。見たこともない古代魚のような魚がずらり。。。
実にスパイシーで肉厚な魚のフライでビールが合いそうな一品でした。
(このお店はイスラムの戒律上アルコールは置いてません)
(左)こんな魚のフライもパキスタンではローティーで食べます。
「カラチの空」のローティーは全粒粉の風味が出ていてとっても美味しい。
(右)パキスタンの冬のデザートといえば「ガジャル ハルワ」(にんじんの菓子)
ニンジンをクリーム、砂糖、ナッツ、レーズン、生姜で煮たもの。体が温まりますよ。
今回はテイクアウトしました。
私はパキスタン北部スワート渓谷で「にじます」専門のレストランに入ったことがあります。
久しぶりに魚料理が食べられるぞ、にじますは塩焼きかな?などと期待を膨らませていたら
出てきた料理を見てガッカリ。マサラで味付けされたバリバリにパキスタンっぽい「にじます」
だったのです。
勝手に「にじます=塩焼き」と思っているほうが悪いのです。
パキスタンでは何でも香辛料で味付けされて出てくるのは当たり前のこと。
その時は毎日香辛料の効いた料理で胃が疲れていたので、見た瞬間にかなりへこんだのを
覚えています。
本日のウルドゥー語メニュー
(メイン)
シンディー ビリヤーニー(シンド州のビリヤニ)
ハリーム スペシャル (豆と肉のペースト状煮込み)
ビーフ マサラ (ビーフカレー)
マトン マサラ (マトンカレー)
ダール フライ (豆カレー)
(サイドディシュ)
マチリー フライ (魚のフライ)
チキン ロースト (チキンの丸焼き)
(デザート)
ガージャル カ ハルワ (にんじんの菓子)
今日は珍しく日本人客が何組かいました。こんなの初めて。
インド・パキスタン料理 「カラチの空」 埼玉県八潮市