ジャカルタ・スカルノハッタ国際空港(CGK)、なつかしの風景
実家の物置を片付けていたらこんな写真が出てきました。
私が子供の時にマミヤのカメラで撮った貴重なショットです。
時代を感じさせる塗装ですね。80年代後期までこの塗装のDC-10が成田にも
現われていたので覚えている方も多いのでは?
ブーラク航空 VC828バイカウント
この機種、ご存知ですか?昭和30年代に全日空が羽田-札幌で使っていた花形機種
ですよ!ジャカルタからアンボンやビアク等、インドネシア国内長距離路線に就航。
こんなクラシックな飛行機がインドネシアでは90年代初頭まで現役だったのが凄い。
(左)マンダラ航空 ロッキード・L188エレクトラ
自衛隊も使っているP-3C対潜哨戒機の民間型。4発の長距離型プロペラ機で
かつてキャセイやカンタスが同型機で羽田へ乗り入れていました。
こんな古参機を使っていたマンダラ航空も現在はA320やA319にリプレイス。
何だか寂しいような。写真の機体はメダンから到着した現役機。
(右)午後になると国内線のガルーダ機材がジャカルタに集結します。
東西5000km近くの国土を持つインドネシアではジェット機(F-28)でさえ
経由しなければ行けないような国内長距離フライトが存在します。
メルパチ・ヌサンタラ航空F-27(旧塗装)
全日空が昭和48年まで保有した名機フォッカー・フレンドシップ
私も90年代後半まで海外で何度も乗りました。大きな楕円窓とカーテンが雰囲気出してます。
シンプルかつ頑丈な作りで信頼性が高い飛行機です。
何とメルパチ航空では2010年現在でもバリバリ現役!!バリ島-ロンボク島などで活躍。
ブーラクの旧塗装HS-748型機
HS748は一度乗りましたがYS-11より少々狭い印象で、かつ、機内はかなりの騒音でした。
デビューはYS-11より若干早いぐらいですが、その割にはクラシカルな印象。
1989年ジャカルタ・スカルノハッタ国際空港の展望デッキにて撮影