土曜日は雪のちらつく寒い日でした。
以前コメントをいただいたCECILさんと柏のイタリア田舎料理店まがーりで旅談義。
CECILさんもディープな旅をされていて楽しいお話が聞けました。
1月はイタリア北東部のフリウリ=ヴェネチア・ジューリア州。
イタリアで最もイタリア料理らしくない外国の影響を受けた料理の食べられる州の
ひとつです。フリウリ州の代表料理「チャルソンス」は何年か連続でいただいたので
今年は他の料理+フリウリ以外の定番料理を注文してみました。
シェフオリジナル お餅のフリーコ* Frico di riso pestato
フリウリ州のフリーコ(ジャガイモとチーズをフライパンで焼いたもの)のお餅バージョン
です。これは傑作です!イタリア田舎料理をベースに日本食材を使って美味しく
フュージョンしてしまう。尽きないアイデアで今後もあっと驚かせてほしいです。
*細かく切ったお餅+チーズをフライパンで焼いたもの
(左)ひよこ豆のスープ
(右)手作りタリアテッレ 鹿肉の赤ワインソース
今回の鹿肉は長野産。シェフの知り合いから買ったそうです。
狩猟期の今が旬。
ファルファッレといえば乾燥というイメージですが、生パスタのファルファッレはモチモチ
していてまるで別物のようです。
シチリア名物 イカスミのスパゲッティー
今回のテーマのフリウリ料理ではありませんが、シェフが最近修行に出かけたシチリア州
の料理。濃厚でまろやかなイカスミソースに感激。
ハンガリー料理として有名なパプリカを効かせた牛の煮込み。
今回は和牛を使っているのでトロ~リとろけそう。
フリウリを含むイタリア北東部へはハンガリーから伝わりました。
(右)タラのミルクチーズグラタン
ソテーしたタラに玉葱とチーズを散らしてオーブンで焼いたもの。
冬には嬉しい温まる料理です。
フリウリ州と接するスロベニアの代表的な菓子。
ドライフルーツとナッツのパイ包み