広東料理は海鮮料理やローストがお得意。名店で食べる海鮮のXO醤炒めは
やはり最高に旨いです。
XO醤の歴史は意外と浅く、80年代に香港のペニンシュラホテル「嘉麟楼」のシェフが
最初に考案したといいます。今では香港や台湾の高級レストラン各店で独自ブランドの
XO醤が出されています。その製造法は当然のことながら各店ともに門外不出です。
また、調味料として使うだけでなくテーブルにも置かれていますので料理につけるのは
もちろん、箸休めに舐める人も。
帆立、海老をピーマン、唐辛子、ネギとともにXO醤で炒めた一品。
XO醤の干し蝦や貝柱のエキスが海鮮と絶妙にマッチします。
家庭でも作ってみたい一品ですが、日本で手に入るXO醤はなんだかイマイチな気がして
ならないのです。やはりお土産に香港のレストランで購入してくるべきだったか。
(左)鏞記酒家特製ピータン 名物の一つ。ピータンが苦手な人もここのはお試しあれ。
蟹味噌のような味わいで、うちの奥さんも完食。
(生姜付き) テイクアウトも可能です。
(右)錦繍海皇羹 海の幸のとろみスープ。深い味わいです。
鏞記酒家(Yung Kee Restaurant) 香港中環霊頓街32-40
各国のVIPも利用する香港屈指の広東料理の名店
2009年1月10日訪問