お茶を飲むのが大好きな私たち夫婦にとって、香港は最も魅力的な目的地の一つ。
ローカルな飲茶楼でお茶飲みながら香港人を眺めているだけで幸せです。
香港行きはいつもフライトが混んでいて、スタンバイで乗るのは難しかったのですが
久々に大丈夫そうだったので、土曜の朝一番のフライトに搭乗。
1泊2日の駆け足グルメツアーとなりました。
まだ11月のインド週末旅行の記事が半分ほどしか更新されていませんが、
しばらく今回の香港の記事と並行で書いていきます。
詳細記事は順次UPしますが、今日は簡単に旅のサマリーから。
深水捗(捗=実際はつちへんに歩)
地下鉄で旺角(モンコック)よりさらに北西へ。深水捗という駅で下車すると
駅の西側は何故か人々もレトロ。東側は電気街で若者が多いというように、
老人と若者が混在しながらも、ディープで古き良き香港を満喫できました。
香港の旧空港(啓徳空港)時代は、この砦のような深水捗のビルの真上スレスレを
大型ジェット機が轟音を響かせながら旧カーブを描いてかすめていって驚いた
記憶があります。
■2009年1月10日(土)CX509 NRT(09:15)-HKG(13:40) B777-300
なんと早朝の船橋駅で一時帰国中のアムスの暴君 さん一家とばったり会いました。
まさかこんな場所で会うとは夢にも思わなかったので、一瞬誰か認識できませんでした。
世界は狭いもんですね。
香港までは冬の偏西風が強く、離陸後4時間52分の飛行時間。遠いですね。
空港に到着後はホテル探し。今回のグルメツアーに便利な立地の佐敦にある
ノボテル(旧マジェスティックホテル)に決定(ツイン1泊約10,000円)。
麥文記麺家で軽食(写真右上)
お腹がすいたのでホテルチェックイン前に機場快線九龍駅からタクシーで直接お店へ。
佐敦(Jordan)で60年以上の歴史を持つ下町の老舗麺屋。
写真(右上)の雲呑麺(24香港ドル=約290円)は麺に埋もれたプリプリの蝦ワンタンが
4つ。そして香港独特のちぢれ麺は独特の食感。
我々お気に入りの伝統的な広東デザート屋さん。
生姜味の温かい汁に黒ゴマ入り団子。(9香港ドル=約100円)
鏞記酒家でディナー(右上)
香港で誰もが知る超有名広東料理店。ガチョウのローストが人気。
ホテルにチェックイン後、部屋からお店に電話で予約したら21時以降しか席が空いていない
というので、ちょっと遅めのディナーとなりました。(二人で728香港ドル=約8,800円)
■2009年1月11日(日) 16℃/8℃ 晴れ
今回の旅行のハイライトのひとつ。
たぶん日本のガイドブックには乗ってないと思われるディープな茶楼。
店内は上環の蓮香楼と同じくらいレトロな感じです。
まだ日の出前の真っ暗な朝6時30分に入店。既に早茶の老人で賑わってました。
得如酒楼の飲茶(写真左上)
まずは右上の透明なボウルにお茶を入れて湯飲みや箸、食器を洗杯します。
脂っこい広東の点心には普洱茶(広東語:ポーレイ茶/北京語:プーアル茶)が
似合います。(二人で77香港ドル 約1000円)
添文記焼臘茶餐廰(深水捗) 写真右上
レトロな深水捗には街歩きで小腹が空いたらふらりと寄れるお店がいっぱい。
写真のような小規模な飲茶楼も多いです。
イートンホテルB2Fにある広東料理の名店でランチ。
1月の香港はセーターが必要なほど肌寒いので、こんな日には土鍋料理で温まりたい
ものです。そこで注文したのが南安油鴨臘味保仔飯(保=保の下に火)と飲茶。
ご飯に載せたぶつ切りのローストが実に旨いのです。
ホテルのダイニングで食べる飲茶は、下町の飲茶楼とはまた違った上品な味わい。
お茶は普洱茶と並んで香港人が大好きな寿眉茶を選択。
許留山で燕の巣入りマンゴープリン(写真右上)
短い香港滞在も終わり。最後は空港1Fの許留山でシメのデザート
食べた後はお土産にマンゴー大福をお持ち帰り。
■CX508 香港(16:25)-成田(21:15) A330
帰りはキャセイパシフィック航空成田行き最終便。追い風が強いので定刻の21:25より
10分早く到着。離陸後3時間20分の短いフライトでした。
成田空港の気温は1℃。
預け入れ荷物無し、手提げ袋ひとつの軽装が我々の週末海外旅行スタイルなので、
到着後、すぐに入国・税関審査完了。21:32の電車で成田空港を出発。
23時に自宅着。