米軍横田基地  東京から近いアメリカ | 世界の食卓  グルメ探求の旅

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エアラインスタッフの食べ歩き日記

今日・明日は東京都福生市にある米軍横田基地の一般開放日です。

あいにくの小雨でしたが、灼熱の真夏日よりは見学しやすかったのかもしれません。


雨18℃(12時)


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JR青梅線牛浜駅から徒歩10分の「第5ゲート」から入場。

ここで兵士によるパスポートなど国籍のわかる身分証明書のチェックと手荷物検査

あります。




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基地の中はアメリカ。

巨大なショッピングモールから高校、病院など必要最小限のものは基地の中で何でも

揃い、まるでアメリカの地方都市のようです。

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横田をベースとする輸送機C-130(左)とイラク戦争でも活躍する巨大なC-17輸送機(右)

本土と在日米軍基地間で物資輸送を行うATI航空のDC-8Fも2機駐機していました。


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左の写真はC-17の機内です。飛行機の機内と言うよりはむしろ体育館か格納庫?と

思うぐらいの広さですね。チヌークなどの大型ヘリコプターすっぽり収まってしまいます。

右側は大きなレーダーを背負った早期警戒機E-3。おそらく沖縄の嘉手納からの飛来
かと思われます。(民間のボーイングB707の軍用型です)



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こちらは横田ベースのC-12輸送機(民間のB-1900の軍用型です)


どんな任務に使っているのか、横にいた米軍クルーに聞いてみたところ、横田から

韓国オサン基地、沖縄嘉手納基地、グアム基地などへの人員や物資の輸送に使っている

とのこと。さらにはフィリピン南部のゲリラ掃討作戦ではサンボアンガをベースにして、

ジャングルの中の短い滑走路の空港へ人員や物資を運ぶのだとか。


「そんなに長距離を飛べるのですか?」と聞いたら

「いや、3.5時間が精一杯。嘉手納がちょうどそれぐらいだね。」と言ってました。


機内を見学させてもらいました。

内部はかなり狭いですが、前方の席は将校が座るのか?かなり広めのシートピッチでした。


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12oz アメリカ産牛肉ステーキ   10ドル または 1200円


米軍基地に来たらステーキ。横田では野菜の一部を除いてアメリカ本土から食材を

空輸してきているので、このステーキはもちろんアメリカ産牛肉100%

裏で米軍兵士3人が網で焼いています。


見た目では硬そうですが、実際は柔らかくて美味しかったです。

A-1ソースは各自好きなだけかけます。



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(左)もちろん基地内の飲み物もアメリカから空輸

   ゲータレードも2ドルで各種揃ってます。しかし、色が毒々しい。

   買ったら売り子の黒人兵士さんがLay's(ポテトチップス)をオマケしてくれました。


(右)横田基地スターバックス限定タンブラー

   これは珍しい!即買い。(12ドル または1400円)


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AAFES(Army & Air Force Exchange Service)の機内食搭載車


横田基地には米軍兵士輸送のためにノースウエスト航空ユナイテッド航空

ジャンボジェット機なども頻繁に離発着します。そのため、こんな機内食搭載の車も

存在します。

次回は、基地内の食事(タコベル、バーガーキング、シナボン、アンソニーズ・ピザ

など)をレポートします。日本未上陸のブランドがあるのも魅力です。


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つづく