ゴドゥノフ Годунов  ロシア料理・モスクワ | 世界の食卓  グルメ探求の旅

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エアラインスタッフの食べ歩き日記

■2007年7月14日のランチ


ロシア料理の王道を行く伝統的な料理が堪能できるレストラン。クレムリンから

歩いて10分という好立地にあります。ボリス・ゴドゥノフ時代の1600年に建てられた

ザイコノスパスキー修道院の建物をそのまま生かした内装は圧巻です。
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前菜  イクラのカナッペ  「イクラикра」はロシア語です。ちなみにキャビアは

                  ロシア語では「チョールナヤ イクラ」(黒いイクラ)
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ザクースカ(前菜)の魚をバターを塗った黒パンに載せたオープンサンド



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ザクースカ(前菜盛り合わせ) なんと1485ルーブル 約8000円!!


目が飛び出るほど高いですが、これが最近のモスクワの外食事情。

以前来た時は安かった印象ですが、最近のロシア経済はバブルさながらで、ある調査に

よれば駐在員の生活コストが世界一高い都市とか。物価も恐ろしく上昇しています。


ロシア料理といえばザクースカウォトカ(ウオッカ)。

この前菜盛りがないと宴が始まりません。本場のものは日本のロシア料理店のものより

思いっきり塩辛いです。でも、この塩辛さがウォトカにはピッタリなんでしょう。



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ボルシチ  330ルーブル (約1700円)

言わずと知れたビーツのスープ。こちらも日本のロシア料理店のものより濃くて、

しょっぱくて重いです。量も多いので半分残しました。

スメタナ(サワークリームに近いもの)で中和しても治まらないくらい濃い味!!

 奥さんはサリャンカを頼んだはずなのにボルシチが2つ運ばれてきました。ロシア語で

指摘するのは難しいので交換はあきらめました。


ここのウエイター・ウエイトレスは民族衣装でサービスしてくれます。

ロシアにしては感じもよく好印象です。
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(左)ライ麦を使ったロシアの黒パン(チョールヌィ・フリェープ)と白丸パン(ブラーチカ)

(右)サービスでついてきた焼きピロシキ。中はチーズ。



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(左)ロシアンティー  いちごジャムと共に

(右)レストランの水槽にいたチョウザメ(アセトリーナ)

  キャビアが獲れる他、身はスープの具やバターでソテーするなどして調理されます


量が多すぎて前菜とスープで満腹になり挫折。ロシアはメインを頼まなくてもうるさくない

ところが日本人には有難いですね。二人で2,475ルーブル (約12,500円)


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レストランの外観と入口



g13  修道院を改造したレストラン内部


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ゴドゥノフ (ロシア料理)


住所:チアトラーリナヤ通り5/1, モスクワ

各種カード利用可(アメリカンエクスプレスを除く)←ロシアらしい!

地下鉄3号線プローシャチ・レヴォリューツィ駅下車


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