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全ては日本を強くするために…

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中東民族衣装も「日本製」が大人気、世界で信用される「大阪繊維」の品質
…ここでも韓国が日本製を“コピー”、でも「品質違う」と相手にされず


サウジアラビアやドバイなど、中東諸国の男性が
全身にまとう真っ白な民族衣装「カンドゥーラ」。

この衣装の生地「トーブ」のほとんどが、実は日本製だということをご存じだろうか。
高い品質は他国製品を圧倒する人気で、現地では日本製品のコピー商品まで流通。
とりわけ、富裕層や晴れ着向けの高級トーブ市場は、大阪の繊維メーカーが独占しているのだ。

◆繁忙期はラマダン
イスラム教徒が1カ月間、日の出から日没まで断食する「ラマダン」。
毎年ラマダンが明けると、無事に断食を終えたことを盛大に祝う祭りの風景が見られる。
現地の人々にとってラマダン明けは“ハレの日”だ。
男たちは「晴れ着」として、新調したばかりのカンドゥーラを身に着け、肩を並べる。
「1年で最もトーブが売れるのは、このラマダン明け向けなんです」。
トーブを作り始めて約40年という東洋紡とシキボウの担当者は、こう口をそろえる。

現在、中東諸国で消費されている日本製のトーブは約40~45%。
そのうち、高級品とされる消費量のほぼ100%が日本製というから驚きだ。
その高級品の約7割を占め、トップシェアを握るのが東洋紡。
その後をシキボウや、東レ子会社の一村産業が追う。
汎用(はんよう)品である韓国やインドネシア製と比べ、
日本製は価格で2倍ほどもする品だが、現地の人気は不動のものだ。

◆しわになりにくい、速乾…機能性が人気
もともと、トーブは綿100%で作られていたが、時代ごとに素材も変わってきた。
綿にポリエステルを混ぜた綿混素材を経て、
現在はポリエステル100%、レーヨンを混ぜたものなどにと様変わりしている。
ポリエステルが採用されたのはしわを嫌う現地のニーズに応えたため。
伝統的な民族衣装だが、現代は洗濯してもすぐに乾くといった機能性、
使いやすさも重視されている。

こうした合繊を使いつつも、柔らかな風合いを実現しているのが日本製の特徴だ。
ハリを保ちながら適度なドレープ性があり、美しいシルエットを作れる。
白一色ながら、国や流行によって微妙に異なる色調を出せる表現力、
安定した品質を保つ技術力も圧倒的な支持を得る理由だ。

◆なぜ民族衣装を輸入?
日本の着物が国内で作られ、主に国内で消費されているように、
基本的にその国の文化・伝統を担う民族衣装は地産地消が一般的だ。
だが、トーブは日本製を始め、韓国やインドネシア、中国、パキスタンなど、
すべてを海外からの輸入でまかなっている。

その理由は「現地の風土にある」(東洋紡)。
水不足が深刻な中東諸国では、生産に水が不可欠な繊維業は、物理的に難しいのだという。
そのため、トーブに限らず、
女性用の民族衣装に使われている「アバヤ」なども輸入に頼っている。

日本企業がこれほどトーブ市場に食い込めた明確な理由は不明だが、
石油取引などで結びつきを強めてきた歴史や、
日本人の正直さや勤勉さがビジネスパートナーとして信頼を得られたことも、
大きな理由とみられている。

◆ここでも日本製コピー品が…
糸の開発から生地加工まで一貫して国内生産を貫く東洋紡は、
長短繊維を1本の糸に混ぜるなどした複合繊維を武器に品ぞろえを強化。
一方、高級品シェア2位のシキボウは、約20年のロングセラー「セルグリーン」で
クウェートやカタールなど周辺国の開拓も進めている。

中東諸国で繰り広げられる日本企業同士の激烈な競争。
一方、現地では日本ブランドの人気ぶりに、
韓国など他国企業の日本製コピー品も出回っているという。
「“●●BO”は、中東諸国でブランドの証みたいなもの」と話すのは、
シキボウの平田修・輸出衣料課長だ。

現地では「TOYOBO」ならぬ「TOBOYO」、「Shikibo」ならぬ「Shekibo」などと印字された商品が横行。
シキボウの商標である人魚マークも、そっくりそのままコピーされたものもあるとか。
ただ、
「品質を確かめれば一目瞭然。現地では本物とコピー品が混同されることはない」そうだ。
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http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/131219/wec13121907010000-n1.htm
から引用。(赤字強調は筆者による)


>糸の開発から生地加工まで一貫して国内生産を貫く東洋紡

日本は人件費が高い、と言って、日本に生産拠点を置かない企業、
日本人を雇っていても、海外市場で勝つことばかり考え、
日本人の給料を上げようとしない企業、

そういう企業は、東洋紡を見習え!

と声を大にして言いたいですね。

楽天の三木谷氏やユニクロの柳井氏が典型的だと思いますが、

そういう人たちの意見を政策に反映させたら、

給料は上がらず、国内市場は低迷し続け、

給料が上がらないために、少子化もより進行するでしょう。
(少子化の主な原因は、非正規雇用の増加。
 それによって、収入が少なく、生活が不安定な人が増え、婚姻件数が減ったことが主因)

首切りも自由化されるので、失業率も上がるでしょう。

>水不足が深刻な中東諸国では、生産に水が不可欠な繊維業は、物理的に難しい

水不足の中東と、”湯水のように”水が豊富な日本。

両者は補完しあうような関係にあるわけです。

日本の繊維産業が中東の市場を支配したとしても、

もともと繊維産業が育ちにくい気候風土なのですから、

相手の産業を壊すことはなく、貿易摩擦のようなことは起こらないわけです。


>現地では本物とコピー品が混同されることはない

中東の人は、見る目があるんですね。


彼らが着ているのが日本製だったとは意外ですね
http://maltfan.blog59.fc2.com/blog-entry-932.htmlより転載

>「TOYOBO」ならぬ「TOBOYO」

性懲りもなく日本企業のパクリが出ましたね。

しかし、「TOBOYO」だと、「逃亡よ」ってことになりそうですね。


あこぎな商売をしている韓国や中国の企業は市場から逃亡しろ
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