安倍内閣誕生に対する海外の反応 | 朝倉新哉の研究室

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全ては日本を強くするために…

総選挙で自民党が勝利し、安倍内閣誕生が確定したことに対する海外の反応です。

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チベット亡命政府のロブサン・センゲ首相は
「チベット人を代表して、(自民党総裁の)安倍晋三氏を祝福し、
 日本の次期首相としての幸運を祈りたい。
 チベット人の民主主義と非暴力の戦いに対する日本人と日本政府の長期にわたる支えに感謝する」
と述べた。
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http://sankei.jp.msn.com/world/news/121217/asi12121720330006-n1.htmより抜粋して引用。


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インドの有力紙タイムズ・オブ・インディアは
「インドの友人アベが日本で復権へ」との見出しを掲載
「日印関係に大胆な理想を描き、
 (首相)復帰は両国関係を急速に拡大させる絶好の機会になるはずだ」
との専門家の意見を伝え、日印原子力協定交渉の再開にも期待を示した。

沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中対立については、
「中国がアジア・太平洋地域で自己主張を強める中、
 世界の関心の的がこの地域に移ってきている時期において、
 安倍氏の中国に対するタカ派的な見解は、インドを害するものではない」と指摘した。
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http://sankei.jp.msn.com/world/news/121217/asi12121718460004-n1.htmより抜粋して引用。



>フィリピン政府は、もし日本に軍隊が創設された場合、これを支持する。

http://japanese.ruvr.ru/2012_12_10/firipin-nihonguntai-no-sousetsu-shiji/より抜粋して引用。



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オーストラリアのギラード首相は、安倍氏に祝意を伝える声明を発表。
日豪の緊密な戦略的関係に言及した上で、
現在交渉中の日豪経済連携協定(EPA)の交渉妥結などを通じて
「つながりを深め、強化したい」と期待を示した。
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http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1700M_X11C12A2EB2000/より抜粋して引用。



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イギリスのキャメロン首相は
「日本はイギリスにとってアジアで最も重要なパートナーだ。
 両国は価値観を共有し、外交政策や貿易、それに世界経済について
 共通の目標を掲げており、安倍総裁と緊密に協力していきたい」と述べ、
新たな政権と連携を図る考えを示しました。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121217/k10014238051000.htmlより抜粋して引用。


止めはこれです。

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「右傾化」批判の誤り

「安倍政権誕生となると、北京の論客たちはあらゆる機会をとらえて
 『日本はいまや右傾化する危険な国家だ』と非難し続けるでしょう。
 しかし『右傾化』というのが
 防衛費を増し、米国とのより有効な防衛協力の障害となる
 集団的自衛権禁止のような旧態の規制を排することを意味するのなら、私たちは大賛成です」

ブッシュ前政権の国家安全保障会議でアジア上級部長を務めた
マイケル・グリーン氏が淡々と語った。
日本の衆院選の5日ほど前、
ワシントンの大手研究機関、ヘリテージ財団が開いた
日韓両国の選挙を評価する討論会だった。
日本については自民党の勝利が確実ということで安倍政権の再登場が前提となっていた。

CIAでの長年の朝鮮半島アナリストを経て、
現在は同財団の北東アジア専門の上級研究員である
ブルース・クリングナー氏も、「右傾」の虚構を指摘するのだった。

「日本が右に動くとすれば、
 長年の徹底した消極平和主義、安全保障への無関心や不関与という
 極端な左の立場を離れ、真ん中へ向かおうとしているだけです。
 中国の攻撃的な行動への日本の毅然(きぜん)とした対応は
 米側としてなんの心配もありません」

確かに「右傾」というのはいかがわしい用語である。
正確な定義は不明なまま、軍国主義や民族主義、独裁志向をにじませる
情緒的なレッテル言葉だともいえよう。
そもそも右とか左とは政治イデオロギーでの右翼や左翼を指し、
共産主義や社会主義が左の、反共や保守独裁が右の極とされてきた。

日本や米国の一部、そして中国から
いま自民党の安倍晋三総裁にぶつけられる「右傾」という言葉は、
まず国の防衛の強化や軍事力の効用の認知に対してだといえよう。
だがちょっと待て、である。
現在の世界で軍事力増強に持てる資源の最大限を注ぐ国は中国、そして北朝鮮だからだ。
この両国とも共産主義を掲げる最左翼の独裁国家である。
だから軍事増強は実は「左傾化」だろう。

まして日本がいかに防衛努力を強めても
核兵器や長距離ミサイルを多数、配備する中国とは次元が異なる。
この点、グリーン氏はフィリピン外相が最近、
中国の軍拡への抑止として日本が消極平和主義憲法を捨てて、
「再軍備」を進めてほしいと言明したことを指摘して語った。

「日本がアジア全体への軍事的脅威になるという
 中国の主張は他のアジア諸国では誰も信じないでしょう。
 東南アジア諸国はむしろ日本の軍事力増強を望んでいます」

同氏は米国側にも言葉を向ける。

「私はオバマ政権2期目の対日政策担当者が新しくなり、
 韓国の一部の声などに影響され、安倍政権に対し
 『右傾』への警告などを送ることを恐れています。
 それは大きなミスとなります。まず日本の対米信頼を崩します」

グリーン氏は前の安倍政権時代の米側の動きをも論評した。

「米側ではいわゆる慰安婦問題を機に
 左派のエリートやニューヨーク・タイムズ、ロサンゼルス・タイムズが
 安倍氏を『危険な右翼』としてたたきました。
 安倍氏の政府間レベルでの戦略的な貢献を認識せずに、でした。
 その『安倍たたき』は
 日本側で同氏をとにかく憎む朝日新聞の手法を一部、輸入した形でした。
 今後はその繰り返しは避けたいです」

不当なレッテルに惑わされず、安倍政権の真価を日米同盟強化に資するべきだという主張だろう。
(ワシントン駐在編集特別委員)
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 ↑
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121218/amr12121803080002-n1.htmより引用。


安倍政権誕生を警戒しているのは、中国、韓国だけ、他は軒並み歓迎なのです。

”日本が右傾化している”という言い方自体が、おかしいのです。

マスコミが、「アジアが日本の軍国主義化を警戒している」などと言うのも大ウソで、

警戒していのは、中国韓国だけで、他のアジア諸国は、歓迎しているのです。

警戒どころか、むしろ、この絵のように、日本よ我々を導いてくれ、と思っているのです。
            ↓
国家戦略研究
ドラクロワ「民衆を導く自由の女神」(ウィキペディアより転載)

日本には、そういう潜在力があるからこそ、世界から歓迎の声が寄せられているのです。

私は、安倍内閣誕生に対する世界の反応をそう解釈しています。


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