昨日に引き続いて石原慎太郎氏の話題です。
石原氏は、外国人参政権には反対していますが、移民には賛成のようです。
>移民の受け入れについては大賛成との立場をとり
>「アジアの人々を秩序ある移民政策のもとで正式に受け入れるべきである」と主張している。
↑
ウィキペディアより転載
(もともと『ニューズウィーク』日本版
2002年6月19日 第17巻23号 通巻812号に掲載された発言のようです)
移民なんか受け入れたら、日本は中国人に乗っ取られますよ。
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65908
に、中国人と結婚したらどうなるか、という記事がありました。
その中に、
>>>
・中国人との結婚は相手の一族と結婚するということ。
結婚して半年も経たないうちに彼女の両親、姉、姉の子どもが
大挙、米国のボクの家にやってきて住み始めた。
>>>
という記述がありました。
当ブログの以前の記事でも述べましたが、
中国人は、誰かが外国に住むと家族、親族がぞろぞろついてくるのです。
中国人1人を移民させると何倍もの中国人がやってきてしまうのです。
息子の伸晃氏も、移民1000万人受け入れに賛成の立場です。
石原家は、一家そろって、移民受け入れに賛成しているようです。
それがどういう結果を生むかわからないのでしょうか?
それとも、わかっていて賛成しているのでしょうか?
”秩序ある移民政策”などと言っていますが、中国人は秩序など守りません。
法律も秩序も守らない人たちを大量に受け入れたら、日本の治安は崩壊します。
移民受け入れに賛成しているというだけで、
”この人物は危険だ”
と判断するのに十分だと思いますがどうでしょうか。
石原氏は、天皇に対する考え方もちょっと変なのです。
>「戦前の日本は天皇を現人神とあがめるなどおかしな国だった。今の北朝鮮と大差がなかった。」
↑
ウィキペディアより転載(東日本大震災後の記者会見での発言)
一般には、現人神と表記され、「あらひとがみ」と発音されますが、
明御神(あきつみかみ)という言い方のほうが適切です。
天皇は、戦後「人間宣言」を行いましたが、神道では、今でも”明御神”です。
>神道の教義上では現在も天皇は皇祖神と一体化した存在として認識されており、
>天皇が神社に拝礼することは「参拝」ではなく「親拝」と呼んでいる。
>なお、本来現人神とは必ずしも天皇に限られるものではない。
>古くは生き神信仰は全国各地にあったと考えられ、
>たとえば、祭祀を通して神霊と一体となった神官が現人神として敬われることもある
↑
ウィキペディアより転載
仏教でも、似たようことがあります。
比叡山延暦寺には、千日回峰行という行があり、これを達成した人は、大阿闍梨となります。
酒井雄哉大阿闍梨が、この行に挑んだ様子が、NHKで放送されたことがあります。
修行の様子を見ていた信者の方は、「生き仏を見ているようです」と言っていました。
これは、”人間でありながら仏になる”ということで、
明御神の仏教版といったところでしょうか。
神道では、”人であり神である”ことが普通にあり、
仏教でも、”人間でありながら仏になる”ような修行をし、
仏のようにあがめられる人がいるのですから、
天皇を現人神とあがめることは、そんなにおかしなことでしょうか?
三島由紀夫は、石原氏のことを”天皇制廃止論者”、”天皇に対して無理解”
と批判しています。
戦後の自虐史観教育に染まってしまった人から見れば、
戦前の天皇のあり方は、異常で、北朝鮮のように見えるのかもしれません。
しかし、明御神というものが、今でも普通に存在し、仏教でも似たようなことがあり、
神道では、現在でも、天皇を明御神であると考えているのです。
戦後教育のほうがおかしいのです。
天皇が明御神と見なされるようになったのは、おそらく前方後円墳誕生のころからです。
前方後円墳誕生とともに、首長霊信仰というものが生まれました。
『「古代日本」誕生の謎』 武光誠 PHP文庫
には、こうあります。
>>>
発生期の大和朝廷は、神託を聞く女性の司祭者の統治を受けていた。
しかし、3世紀末にそこの神の性格が大きく変わった。
朝廷の全構成員の神であったものが、大王ひとりにつく神に変わり、
大王が神に等しい地位について人びとを治めるようになったのだ。
この変化を、首長霊信仰の成立という。
3世紀末の古墳の巨大化は、大王を神と同一化させる発想から生じた。
>>>
大王(おおきみ のちの天皇)が神と同一化する。
それが、天皇を明御神と考える原点だったのです。
”天皇=明御神”思想は、1700年以上の歴史があるのです。
戦後の歴史など70年にもなりません。
歴史の重みが違います。
戦前の天皇のあり方を北朝鮮と同一視するということは、日本の歴史に対する冒涜です。
アメリカに占領されて、無理やり押し付けられた歴史観を
正しい歴史観だと思っているから、生じる間違いです。
人間宣言は、GHQによって皇室を廃止させないために行った”方便”であろう、
というのが、私の考えです。
維新八策には、首相公選制が謳われています。
首相公選制は、論理的には、皇室廃止につながるものです。
はっきり言って、皇室廃止のために採り入れたのだと思います。
(なぜ首相公選制が皇室廃止につながるのか、は、いずれ詳しく取り上げます)
石原氏は、維新の会との連携に積極的です。
維新の会は、脱原発、消費税増税反対です。
石原氏は、原発維持、消費税増税賛成です。
正反対なのに、石原氏は、
「政策の違いは些細なことだ」と言い、維新の会と連携しようとしています。
”天皇に無理解”、”天皇制廃止論者”とまで言われた石原氏と、
首相公選制(=皇室廃止につながる制度)を掲げる維新の会、
このつながりは、何でしょうか?
原発や消費税をどうするかは、重要事です。
それを”些細なこと”と言うということは、
(皇室廃止という)大きな目的の前には、原発や消費税など些細なことだ、
ということなのでしょうか?
両者は、皇室廃止という目的を共有しているのでしょうか?
橋下は”愛国者の仮面をかぶった売国奴”
その橋下に接近する石原氏は…?
http://www.data-max.co.jp/2012/10/26/post_16448_dm1718_1.htmlより転載
橋下との危険な共通点は気になる、
石原氏の正体を知りたくなったぞ、
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