保守結集の象徴に… | 朝倉新哉の研究室

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全ては日本を強くするために…

http://news.ameba.jp/20121030-312/

に、

石原氏の辞任・新党結成、53%が支持 「Noと言える日本を取り戻せ」

という記事がありました。

>「東京だけではなく、国の為に働くため仲間とともに国会復帰する」と力強く述べた。
>石原知事が応援団長を務める「たちあがれ日本」を母体とし
>保守勢力の再結集を掲げているようで

本当に保守勢力を結集しようというなら、支持できます。

「たちあがれ日本」の応援団長を務めている点もいいと思います。

保守の結集というなら、自民党の安倍総裁と会うべきだと思うのですが、

今のところ、その動きはありません。

と思っていたら、ありました。

http://ameblo.jp/daitoaseinenkai21/entry-11391510474.html

からの引用です。

>>>
東京都の石原慎太郎知事が「国政復帰」と「新党結成」を宣言した。

今年4月、都による尖閣諸島購入を打ち上げ、
日本人に領土意識・主権意識を目覚めさせた石原氏の決断。

石原氏は

「どこの国が嫌がろうと、日本人が日本の国土を守る」と言い切った。

安倍晋三総裁は、
尖閣諸島の実効支配に関する石原氏の公開質問状に対し、
「漁民のための船だまりの設置、
また、公務員が常駐する施設設置なども検討する」と回答した。

領海侵犯した外国公船を強制排除するための法整備や、
領海警備のための自衛隊法改正などが必要とされるが、
石原氏の国政復帰はこの後押しとなりそうだ。


(zakzakょより抜粋)

――――――――――――――――――――――――――――――


我が国は、中国からの侵略の危機を迎えています。

石原氏、安倍氏、真に日本を愛する方々が団結し、

自衛隊法改正、憲法改正をし、日本の平和を守らなければなりません。
>>>


石原氏について問題だと思うのは、昨日の記事で述べたように、

実は、天皇、皇室廃止を目論んでいるのではないか、ということ。

そして、”経済オンチ”なのではないか、ということです。

東日本大震災の直後、石原氏は、「花見を自粛すべきだ」と発言しました。

私は、

「自粛なんかしたら、東北の産物や製品が売れなくなるじゃないか。
 そんな発言するなよ。」

と思いました。

私以外にも、そう思った人はいたようで、それを代表して言ってくれたのが、

岩手の酒造メーカーの方でした。

その方が、

「花見をやって、ウチのお酒を飲んでください」

と、YOUTUBEで訴えたところ、自粛ムードは沈静化していきました。

石原氏は、「被災地は大変なんだから、そんなときに花見なんかで浮かれてんじゃないよ」

という意味で(つまり被災地を想う真摯な気持ちで)、言ったのだと思いますが、

マクロ経済的には、自粛は消費を縮小させ、GDPを縮小させます。

自粛は、被災地の産物や製品を買うことを妨げる行為です。

石原氏は、真摯な気持ちで言ったのでしょうが、

マクロ経済的には、間違った発言であったことが、露呈した形になりました。

『日本経済、復興と成長の戦略』 三橋貴明 朝日新聞出版

には、こうあります。

>>>
例えば、読者が震災後に外食をする際に、
「被災地ではみんな苦しんでいるんだから、自分も贅沢を慎もう」
などと考えたとしても、全く意味がない。意味がないどころか、むしろ有害である。

読者が外食に際して支出を控えめにしたところで、ただその飲食店が困るだけだ。
被災地住民の悲惨さは全く解消しないどころか、復興を遅らせることになりかねない。
読者が飲食店で外食に使ったお金も、日本経済のフローにカウントされるのである。

被災地の復興資金は、基本的には(税金などで)日本のGDPから調達される。
読者が飲食店で大いに散財し、その店の経営が好転し、
たくさんの税金を払って初めて被災地は救われる。

逆に、読者が「無意味に」飲食店での支出を控えると、店の経営が悪化し、
政府に支払う税金が減り、被災地にもお金が回らなくなる。
至極、当たり前の話である。

まして、この時期に大イベントを控えるなど、もってのほかだ。
気持ちは分からないでもないが、被災地のことを思うのであれば、
震災で亡くなられた方々のために黙祷を捧げ、その上で大いにお金を使うべきである。
その方が被災地は助かる。
>>>

こちらがマクロ経済的に正しい意見です。


石原氏は、人気がありますから、

政策(特に経済)については何も言わず、

保守結集のための象徴になるならば、大いに結構だと思います。

つまり保守の人たちが、みんなで担ぐ”神輿”になることです。

安倍総裁には、

「石原さんの人気を利用させてもらおう」

というぐらいの政治手腕を期待したいです。

(多分そういうことは考えていると思います)

石原新党、維新の会、みんなの党が、”第3極”などと言われているようですが、

保守結集というなら、自民党と対立するのは、おかしいのではないでしょうか。

本当に保守結集したいなら、

自民党の中から売国勢力を除き、
(移民、外国人参政権、二重国籍容認などに賛成している連中を取り除くということ)

民主党の中のまともな人材を引き抜き、
(大塚耕平氏は、経済通なので、ちょっと変心させれば、かなり役立つ人材になります。
 そういう人を引き抜くわけです)

「たちあがれ日本」と合流すれば、今現在できる最高の保守結集となるでしょう。

その結集の象徴に、石原氏がなるなら、これは真の国民政党になりうるでしょう。

石原氏は、その政党の名誉顧問のような存在になればいいでしょう。

仮に、党首になり、総理大臣になっても、

政策は完全に”下々の者”に任せるなら、いいと思います。

(正直いって、経済オンチの人に経済政策をやってほしくないので…)


国家戦略研究
http://netnewsnow.blog.so-net.ne.jp/2012-10-25より転載


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