http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120618/biz12061812430003-n1.htm
からの引用です。
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マツダ、来年のルマン24時間耐久レースにエンジン供給
2012.6.18 12:41
マツダは18日、来年のルマン24時間耐久レースに、エンジンを提供することを発表した。
マツダは1991年にルマンで総合優勝したが、92年に撤退。
エンジン供給のみだが、21年ぶりにルマンに復帰する。
低燃費のディーゼルエンジン「スカイアクティブ-D」をベースにレース仕様に改良していく。
最高峰の「LMP1」の下部となる
「LMP2」クラスの複数のチームにエンジンを供給する予定だ。
耐久レースでは、燃費性能も問われるため、
ディーゼルエンジンのほうが、ガソリンよりも有利とされる。
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自動車の耐久レースとしては世界最高峰とされるルマン24時間レース。
1991年、マツダは日本車としてただ一度の優勝を成し遂げています。
そのときは、マツダお得意のロータリーエンジンを搭載する787Bという車で出場しました。
ウィキペディアより転載
このレースの前に、翌年からはロータリーエンジン車の参戦は禁止になることが決まっていました。
”ロータリーエンジン最後の年”となった91年に悲願の初優勝を成し遂げることができたのです。
ロータリーエンジンを発明したのは、ドイツ人のヴァンケルですが、
なぜか日本で”民族の誇り”と呼ばれています。
(この民族はもちろん日本人を指しています)
世界初のロータリーエンジン搭載の市販車は、
ドイツ製の NSU・ヴァンケルスパイダー です。
ウィキペディアより転載
しかし、トラブル続出でクレームが殺到し、失敗作といってもいい車でした。
シトロエンもロータリーエンジン搭載車を発売していますが、
わずか874台生産されただけでした。
試作だけで市販されていませんが、メルセデスもC111という
ロータリーエンジン搭載車を作っています。
ウィキペディアより転載
ロータリーエンジンを発明したのはドイツ人ですが、
商業的に成功させたのは日本のマツダだけでした。
しかも、世界最高峰の耐久レースで優勝を成し遂げたのです。
このあたりが、”民族の誇り”と言われる所以なのでしょう。
日本が、外国の技術を自家薬篭中のものにしてしまった例はたくさんありますが、
ロータリーエンジンも、その1つだと思います。
ロータリーエンジンではなく、ディーゼルエンジンでのルマン参戦ですが、
(ディーゼルエンジンもドイツ人が発明したものです)
まずは、LMP2クラスでのクラス優勝を目指して、
ゆくゆくは総合優勝を目指してがんばってほしいものです。
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