中国を見るとき、通常は、こんな地図で見ます。
大抵の場合、上の地図のように、中国のすぐ西側で切れています。
中国の大きさに目を奪われ、中国に対して圧迫感を感じます。
この中国に対抗するにしても、朝鮮半島は反日だし、東南アジアは力が弱いし…、
と日本が孤立無援のような錯覚に陥りがちです。
ところが、地球儀を見慣れてくると、中国の南西にインドがあることが、いやでも目に入ります。
それだけでなく、モンゴル、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、アフガニスタン
もあり、東南アジアの力が弱くても、上記の国々と組めば、
中国包囲網が形成できることが直観的にわかります。
もちろん、中国は本来、一つの国ではありません。
チベット、東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)、南モンゴル(内モンゴル自治区)、
満洲(遼寧省、吉林省、黒竜江省)
は、中国による”不当占領”です。
現ロシア領の沿海州とアムール地方 ここも本来は満洲です。
よって、ここはロシアから奪うべきです。
旧ソ連を構成する共和国だったバルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)
http://finalrich.com/fx/fx-country-baltic.htmlより転載
この3ヵ国は、第二次世界大戦中にソ連に併合されましたが、1991年8月に独立を回復しました。
西ヨーロッパ諸国は、ソ連のバルト3国併合を認めず、
一貫してソ連の不当占領だと言い続けてきました。
その事実を知ったとき私は、
「確かに不当占領だから独立すべきだが、ソ連から独立するなんて無理だろうな」
と思いました。
冷戦時代を知っている方なら、そう思うでしょう。
ソ連というのは1つの国であって、
ソ連からバルト3国や中央アジア諸国(カザフスタンなど)が独立するなどということは、
考えられないことでした。
しかし、起こらないはずのことが起こりました。
不可能だと思われたバルト3国の独立は実現しました。
中国も同じです。
1つの国であるかのように中国政府も、日本のマスコミも言っていますが、
中国は1つの国ではないのです。
中国は、シナ(中国本土)と4つの不当占領地域から成り立っているのです。
中国を分裂させるべきだ、というのは私1人の主張ではありません。
『帝国陸軍見果てぬ「防共回廊」』の著者、関岡英之さんもそう言っているのです。
それに奥山真司さんも『”悪の論理”で世界は動く!』の中でそう言っています。
『”悪の論理”で世界は動く!』からの引用です。
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中国は多民族の国だし、無理やり軍事力で勢力圏に取り込んだ地域がたくさんあり、
揺さぶられると弱いところがある。
民主主義化して共産党の一党支配が崩れれば、まず間違いなく、
チベット、モンゴル、ウイグルは独立運動を展開するだろう。
独立勢力に資金を提供するなどすれば、中国をおおいに困らせることができる。
内戦の末に複数の独立国家に分裂する危険性は、中国共産党政府に常につきまとう。
そうすれば日本を属国化しようとする対象そのものがいなくなってしまう。
中国の分裂はゆるい連邦制でとどまる可能性もあるが、
少なくとも現在、民族問題を抱えている地域は完全に独立する。
日本はそこで工作し、さらに大きく中国が分断し、
上海や香港などの地域も独立するように工作するべきである。
ゆるやかな連邦制にとどまらないで、いくつかの独立国家に分散してしまえば、
日本にとっての脅威は著しく低下する。
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上海や香港を独立させろ、というのは、私や関岡さんとは違う意見ですが、
中国の分裂を図れ、という点は同じです。
TVばかり見ていると、中国に対して圧迫感を感じるのではないでしょうか。
しかし、地球儀を見慣れれば、中国包囲網を形成できることに気が付くし、
関岡さんや奥山さんの本を読めば、中国の弱点がわかります。
その弱点を突けば、中国など恐れる必要はないのです。
中国を分裂させる”親日回廊工作”をやれば中国恐るるに足らずだ!
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