http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/34800
に、桜林美佐さんが
「災害派遣」だけで語られる自衛隊の苦しみ
と題する記事を寄稿しています。
一部を引用します。
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自衛隊が抱えている自己矛盾は酷くなっている。
しつこく述べているが、1つ目の矛盾は、防衛予算が10年以上「減少」し続けている中で、
「精強であれ」と言われ続けていることだ。
見過ごせないのは、その矛盾や混乱のしわ寄せが若い隊員に行ってしまうことだ。
多くの政治家も、わが身のことと思って考えてみてほしい。
人員は減り、任務は増え、給与は激減、そして人的改革により、
給料が高いからといって曹クラスが減らされるために、彼らが懸命に努力しても曹には上がれない。
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「国の支出を減らせ」「公務員の給与を減らせ」
という世論が強まると、自衛隊員にもシワ寄せがくるのです。
給与が減らされ、努力しても昇進できない、となったら、
どうやってモチベーションを保てというのでしょう。
”国の借金”を問題視することが、こういう問題も生んでいるのです。
”国の借金”が巨額だ。
減らそう。
減らすためにはどうするか。
支出を減らせばいい。
となると、当然防衛費は減らされるわけです。
防衛費が減らされれば、隊員の給与が減らされる、
必要な兵器も揃えられない、
”工作資金”も当然出ません。(親日回廊工作もできません)
それでどうやって国を守るのですか?
「国の借金を減らせ」「国の支出を減らせ」
と主張することは、「日本を守るな」「外国の侵略を許せ」「中国の属国になれ」
と主張することと同じことなのだ、ということをわかっていただきたいのです。
”国の借金”を問題視すると、国を守ることはできなくなるのです
マスコミや反日知識人が言う
「”国の借金”が巨額だから減らせ」
などという主張は、
「防衛費を減らして日本を中国に売り渡せ」
と言っているのと同じだと思ってください。
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