☆第十四章☆ 思わぬ影響
「アブラカタブラ西船なな姫」を踊ってくれているキッズうぐいすは、今や30名を超える大所帯となって来ましたが、当初は10人程のチームでした
その中の一人Aちゃんは、野菜が苦手で、葉物は一切食べることが出来なかったんです。
そんなAちゃん、実はプロ根性が半端ない
「私は小松菜の踊りを踊ってるんだから、小松菜は食べる」
と
なんと本当に小松菜を食べられるようになっちゃったんです
しかも
ある日、お母様の元に担任の先生から嬉しいお知らせが
なんとAちゃん、給食を始めて残さず全部食べられたと言うではありませんか
大人は、サラダが好きな人は多いですし、私自身もサラダも大好きだし、小松菜も生で食べちゃいます
でも、改めて考えてみれば確かに「葉っぱを食べて美味しいのだろうか」と思わないでもなかったり
子どもが野菜を避けてしまう気持ちもわかってしまったり
それが、このダンスを通じて小松菜をはじめ、他の野菜まで食べられるようになっちゃうなんて
これぞ食育
そのAちゃん、「将来は浦安にあるテーマパークのダンサーになる」
と、日々ダンスの練習も頑張っています
将来が楽しみですね
他にもこんなエピソードが
ショーをみに来てくれた友人のお子さん(まだ赤ちゃん)は「アブラカタブラ西船なな姫」を気に入ってくれて、やっぱり小松菜が好きになり、「小松菜だけは食べるんです」と
こんなことってあるんですね
そして何を隠そうこの私
ほぼ毎食小松菜を食べ、飲食店で小松菜料理を見ると、思わず頼んでしまい、友人には小松菜大使だと思われ、初めてお会いする方には小松菜農家だと思われている毎日です
続く・・・