Guten Abend(Tag)!
昨日は、「zu不定詞」の副詞的用法について扱いました。
詳しくはコチラ…
「um」「ohne」「statt」が出てくると、「zu不定詞」のサインです。
http://ameblo.jp/kantan-doitsugo/entry-11804754968.html
それでは、本題に入る前に、
Sakuraの音読をしてくださいね。
【Lektion 13-2】 Um die Prüfung zu bestehen
http://ameblo.jp/kantan-doitsugo/entry-11803910282.html
それでは本題に入ります。
今日はタイトルにある通り、
主文の形容詞に「zu」や「genug」が付いたときのお話をします。
これは、「um」+「zu不定詞」とセットで使われることがあります。
そうすることで、形容詞の「程度」を示すことができます。
こう言っても抽象的でわかりにくいので、それぞれ具体的に見ていきましょう。
1: 「zu」+「形容詞」, 「um」+「zu不定詞」
最初に例文を1つ出しますね。
Sakura ist zu klein, um diese Kleigung zu tragen.
まあ、随分失礼な…と言われそうな例文ですが。
この文の意味あいですが、
「この服を着るにしては、さくらは小柄すぎる」
といった具合です。
…おそらく、ドイツのMとかLサイズの服でも出してきたんでしょうね。
この文のように、
主文で「~過ぎる」と言っておいて、その程度を「um」+「zu不定詞」
で示しているのです。
「~過ぎる」と主文で言っているくらいなので、
できないことが、「um」+「zu不定詞」の部分に出てきます。
だから、こんな文もできますね。
Es hat zu viel geschneit, um rauszugehen.
最近はやらかしていませんが…
Kazu hat zu viel getrunken, um alleine nach Hause zu gehen.
といった具合に使うことができます。
2: 「形容詞」+「genug」, 「um」+「zu不定詞」
例文を1個引っ張ってきますね。(スミマセン、本文修正しています。)
Du kannst Deutsch schon gut genug , um die Prüfung zu bestehen.
こんな感じで形容詞「gut」に、「genug」がかかっています。
その場合、後ろに「um」+「zu不定詞」がくっついてくることがあります。
この意味あいですが、
「試験に受かるには、もう十分ドイツ語ができるじゃない。」
といった具合です。
要は、
主文で「十分~」だと言っておいて、その程度を「um」+「zu不定詞」
で示しているのです。
他にもこんな風に使えますね…
Sakura ist intelligent genug , um die Lösung der Frage zu finden.
なお、これらの表現の場合、カンマの後の「um」は必ず必要です。
決して落とさないように。
例によって、慣れない人は、慣れるまで何度も音読をしてください。
できそうな人は、自分で例文を作ってみてください。
次回は…
「zu不定詞」と一緒によく使われる単語・表現 【zu+Infinitiv】
http://ameblo.jp/kantan-doitsugo/entry-11809951076.html
今日はこれにて。
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