ドイツ語習ったのは何で? 【Warum habe ich Deutsch gelernt?】 | Kazuのかんたんドイツ語 【文法・語法・会話】

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ドイツ語は難しい?いえいえ、実は英語よりも簡単です。挨拶・発音・数字から、ドイツ語を簡単に分かりやすく解説します。単語の増やし方、動詞・前置詞の格支配や名詞の性の学び方も解説していきます。マルチリンガルの私が、外国語一般の学習方法についても紹介します。

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本文はここから



Quatsch! (無駄話)のコーナーです。

本日のテーマはコチラ。
Warum habe ich Deutsch gelernt?

「ドイツ語を習ったのは何で?」ということで、お話ししたいと思います。


大学時代に第2外国語として、私はドイツ語を習いました。


何故、ドイツ語だったのか?という話ですが…

「ベルリンの壁の崩壊」があまりにも印象に残っていたから。
というのが、私の答えです。


と言っても、
30歳より下の人には、ピンと来ないと思うので、
You Tubeでそのニュース画像を拾ってきました。



ドイツのニュース番組のものなので、内容は取れないかもしれませんが、
それでも、何か「時代が動いている」という感じはしませんか?


1989年の「ベルリンの壁の崩壊」の当時、私はまだ小学生でした。

その当時は、西ドイツと東ドイツがあったことくらいは、
分かっていたとは思いますが、
何が起こっていたのかは、分かりませんでした。

でも、「ベルリンの壁」の上にたくさんの人が登り、
歓喜に満ちたその様は、印象に深く残っていました。



そこから、あれよあれよと言う間に、
翌年、1990年10月3日に「ドイツ」は再統一することになったのです。

この様子を見て、
何でこんなにドイツの人は喜んでいるのだろう?
そう思ったのがきっかけでした。



中高生くらいになって、
ドイツのことを色々と調べるようになって、
色々面白い類似点を見つけて、余計に興味を持つようになりました。

他愛もないことを言えば、
・勤勉(fleißig)だと言われていること

歴史的なことを見ると、もっと面白くて
・19世紀になって初めて「1つの国」になったこと
・それ以前は、小さな地域ごとに「領主」が統治をしていたこと
・第2次大戦で壊滅的な打撃を受けたのに、また経済大国になったこと


そんなことに気付き、余計に面白いと思うようになりました。



それで、
「何故、日本とドイツはこんなに似ているのだろうか?」と思い、
大学で歴史を勉強しようと思ったのです。




もちろん、対象はドイツ。
おそらく、あの大学1回生のドイツ語クラスの中で、
似たようなことを考えていた人も何人かは、いたと思います。

ただ…
大学のドイツ語の授業が、あまりにも酷かっただったので、
皆さんドロップアウトしてしまいました。

その様子の詳細はコチラ。
ブログ「かんたんドイツ語」を始めた理由



私のことを、語学の天才か何かだと思われている人もいるかもしれませんが、
大学時代の私のドイツ語も酷いものでしたよ。

大学2回生までのドイツ語の単位はきっちりとって、
曲りなりにも、ドイツ語の文献は触っていましたが、
時間がかかって仕方なかったんです。
はっきり言って、ストレスになるレベルでしたから。

これじゃ、埒があかないと思い、
自腹を切ってドイツ語を習いに行くことを決心したんです。

それで、
クラス分けテストの結果を聞いて愕然としましたよ。

A1の後半のクラスです。*
って。


要は、
「大学で二年間勉強しましたが、初心者に毛が生えた程度のドイツ語力です。」
と言われたようなものでしたから。


ウチの2年間の勉強した時間を返せ!! \(*`∧´)/
…そう言いたくなりましたよ。

決して安くない大学の授業料を親に肩代わりしてもらっているのに、
このザマとは、本当に情けないと思いましたよ。



このブログで偉そうに、ドイツ語のことを話していますが、
大学在学当時はこんな状態だったんです。




それまでの私の努力が足りなかったんだ、と言われても、返す言葉もありません。

でも、その後、きっちりドイツ語の勉強をし直して、
少なくとも向こうの大学に入れる程度のドイツ語力を身につけた私から見ると、
「ああ、あの授業なら、当然こうなるわな。」(笑)
とも思います。

勉強のやり方を間違うと、モノにならない。
といういい例だと思います。



こんな私でも、
勉強の仕方を間違わなければ、ドイツ語を話せるようになるんです。

それが今となっては、
興味関心が広がりすぎて、
いくつも言語に手を出している状況になっています。

それでも、それなりに対応できるのは、
ちゃんとした勉強の仕方があるからです。



でも、同時に思うんです。

ここまで、ドイツ語が続いたのも、
「ドイツのことを知りたい」という動機が強烈だったからだというのは、あります。
だから、諦められなかったんでしょうね。


それくらい、
「ベルリンの壁崩壊」という事件の印象が、私には強烈だったんでしょう。


もちろん、ここまで強烈な動機を持ってください、とは言いませんし、
そう言われて持つものでもありません。

ただ、
語学をやる理由は何でもいいんです。

格好いいからでも、イイと私は思います。

その理由が、あると、ないとでは、大きな違いになるんだな…とも思います。



また、ブログでドイツ語を中心に、
言葉に関する色々ななことを整理していきたいと思います。



今回は、これにて。


<注>
* 私がドイツ語を自腹で習い始めた当時は、まだA1というクラス分けの仕方はしておりません。
が、もし換算したら、A1だという意味です。
誤解なきよう。


<リンク>
Quatsch! バックナンバーはコチラ。
http://ameblo.jp/kantan-doitsugo/entry-11528446169.html

次回:ドイツ旅行でオススメは? 【Wo empfehle ich zum Reisen?】
http://ameblo.jp/kantan-doitsugo/entry-11563151570.html

前回:私の名前、好き、嫌い? 【Mag ich meinen Namen?】
http://ameblo.jp/kantan-doitsugo/entry-11552861746.html



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