いますぐ公訴を取り下げろ!:6/21 大阪地方検察庁に請願書を提出しました | 関西大弾圧救援会・東京の会

関西大弾圧救援会・東京の会

いま、関西では「反原発」の声をあげ、何人もの方が理不尽にも逮捕、起訴されています。
まったく他人事ではありません。
おかしいことを「おかしい」と言えない社会になる前に、いまできること…ともに考え、行動を起こしていきましょう! 2012.12.24

6月21日午後、まずは大阪地方検察庁に、UさんおよびUさんと同じ事件で起訴された全員の起訴の取り下げを求める請願書を、韓基大さんを守る会、関西大弾圧救援会のみなさんとともに提出しました!

大阪地検は大阪中之島合同庁舎の中にあります。これがまたピカピカの超巨大ビル。息がつまりそう・・・ 冷暖房もないといううわさの大阪拘置所とのあまりの違いにクラクラ・・・ 

担当検事の主任事務官・有澤さんとお付きの人1名が受け取りに来ました。約10名の仲間がゲート外から見守る中、1Fロビー・受付前にて、請願理由を読み上げ署名の目録を添え、しっかり手渡しました。

10.5関電前弾圧で長期勾留されたAさんも駆け付けてくれました。大阪地検が手前勝手な理由を振りかざして何度も勾留を請求する、そのせいで長期に亘って拘禁され、痛めつけられ、おとしめられることの悔しさ。無念さ。あの場でもっともそのことを訴えたかったのは、他ならぬAさんでしょう。代表者3名としか会わない、係争中のため話は聞かない、請願だから拒否はできないがあくまで受け取るだけ、撮影も録音も禁止と言い、受け取ってそそくさと帰ろうとする事務官に、「検事にきちんと伝えてください」と何度もつよく念押ししました。



Aさんの裁判は次回7月1日、なんと論告求刑と最終弁論が同日に行われるとのこと。なぜ同じ日にやっちゃうの?(http://blog.goo.ne.jp/kansai-dan/e/67c9b524a1d9164813297ad12d30cf3c
いまだ勾留されているUさん、11.13弾圧公判も決まりました。(http://ameblo.jp/kansai-tokyo-kyuen/entry-11557966788.html
このままでは、Uさんはひとり勾留された状態で公判準備をしなければなりません。
Uさんを解放しろ!早く出せ!
明らかに、地検と地裁がタッグを組んで、
被告人とされている側に不利な状況が押しつけられています。何から何までおかしいことだらけ。。。関西大弾圧がいかにデタラメか、大阪の外からもひきつづき声を挙げていきましょう。




<以下、大阪地検に提出した請願書です>









請願書



2013年6月21日



大阪地方検察庁検事正 田内正宏 殿
    公判部検察官 大口康郎 殿



 



関西大弾圧救援会・東京の会/Uさん救援ちーむ
東京都港区新橋2-8-16 石田ビル5階
救援連絡センター気付
Tel 03(3592)1301



 



記 



〈請願事項〉



1.     UさんならびにUさんと同じ事件で起訴されたすべての人たちについて、公訴を取り下げること。



2.     裁判所がUさんの勾留を取り消す際、準抗告による不服申し立てをしないこと。



 



〈理由〉



Uさんならびに同じ事件で逮捕された仲間の逮捕は、警察が「指さし」逮捕、つまりあらかじめ狙っていた者をその行為にかかわりなく連行し現行犯逮捕したものであること、容疑を逮捕時の「建造物侵入」ではなく「威力業務妨害」に切り替えて起訴したことからも、「違法な逮捕」であったことがつよく疑われる。現行犯逮捕されたUさんならびに同じ事件で逮捕された仲間には、住居不定、罪証隠滅のおそれ、逃亡のおそれといった「勾留の理由」などいずれも存在しない。推定無罪の原則からも、検察が、勾留請求を乱発して、Uさんならびに同じ事件で逮捕された仲間を長期間に亘り拘禁し、不当に痛めつけたこと、Uさんにいたってはすでに7ヶ月に及ぶ長期勾留となっていることは、絶対に許すことのできない人権侵害であり、司法による「虐待」である。



また、検察がUさんを勾留しつづけ、痛めつけることで、「加害者」側に利する行為を行なっていることは明らかに不当である。「加害者」とは、震災がれき受け入れ・焼却に不安を訴え、反対する多くの住民の声を黙殺し、抗議の声を挙げたUさんたちを逮捕してまで、震災がれき試験焼却に関する住民説明会の開催を強行し、試験焼却・本焼却を強行してしまった大阪市と大阪府であり、震災がれき広域処理を推進した環境省であり、福島第一原発事故により放射能汚染をばらまいた東京電力であり、原子力発電の危険性、脆弱さをひた隠しにし、原発を推進してきた国である。Uさんならびに同じ事件で逮捕された仲間は、こうした国・行政による圧政の、むしろ「被害者」である。大阪地検が、逮捕容疑を切り替えてまで起訴を強行し、Uさんたちを長期勾留していることは、こうした圧政への抗議の声を、権力と暴力でつぶすという、民主主義を否定する行為であり、到底許されない。



大阪地検は、Uさんを不当に拘禁し続け、人権侵害を行なっていること反省し、謝罪し、UさんならびにUさんと同じ事件で起訴されたすべての人たちについて公訴を取り下げ、Uさんを即時釈放せよ。



                                                          以


※署名2215筆(6月21日)の目録を同時に提出。