ビリーフシステムとは? | 治らない慢性症状なら【関西カイロプラクティック】大阪府池田市の整体院

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こんにちは。大阪府池田市の整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。

 


今日はビリーフシステムのお話しです。

人の悩みやビリーフシステム(信念システム)やトラウマなどは、ユング心理学でいうところの集合的無意識との分離から始まります。

集合意識についての過去記事



集合的無意識からの分離は自分と他人という概念を生み、自我を生み、それが2極化を生みます。

 

2極化とは「善」か「悪」か、「良い」か「悪い」かを判断することです。2極化が起こると人と比べるようになります、それがビリーフシステム(信念システム)につながっていくのです。

 

現実的には自我の無い人なんてこの世には存在していないかもしれませんので、すべての人に何らかのビリーフシステムが積み重なっているとは思います。

例えば、「私は誰からも愛されない」というビリーフシステム(信念システム)が出来上がると、

親からしかられる ⇒ 親から愛されていない
友人に話しかけられなかった ⇒ 私は嫌われている

のように物事を偏った視点でみてしまうことになります。

 

すべての事を「私は誰からも愛されていない」という色眼鏡(フィルター・マスク)を通して解釈してしまうのです。

こういうフィルターを掛けている限り、満たされることはありません。

例えば、「親から愛されなていない」というビリーフシステムがあったとすると、

悪いことがあると、愛されいない、嫌われているという感情が増幅されて怒りや悲しみに繋がります。

良いことがあったとしてもも、「私は本当に愛されているんだろうか?」という不安・恐怖が常に抜けません。

「良い子にしてないと親から嫌われる」というマスクになったり、 何とか親の行動や、物や、態度などで愛を埋めてもらおうとしてしまうこともあります。

 

自分のマスクを親につけて親をコントロールしようとするのです。

しかし仮に親の行動が変わったとしても、私たちの根本のビリーフシステムは変わりません。

 

常に親が変わってしまったらどうしようと不安になったり、自分の思い通りに行動してくれないと怒りが生まれるのです。

結局ビリーフシステムがある限り、悪いことがあっても良いことがあっても怒り・悲しみ・不安・恐怖から逃れられなくなるのです。

 

ビリーフシステムがある限り、根本的に満たされることはありません。

とは言え法律やルールのような必要なビリーフシステムもあるんではないか、と思われます。

 

ある程度は必要な部分もあります。

「人を殺してはいけない」とか「赤信号を守らなくてはいけない」とか。。。

 

当たり前じゃない!!という声が聞こえてきますが、それが信念システムになってしまった場合は自分自身にとって邪魔なものになります。

例えば「信号を守らなければいけない」とか「人に迷惑を掛けてはいけない」という信念システムがあったとします。

すると・・・

 

信号を守らない人を見るたびに怒りが生まれます。

 

そしてその怒りによって自分を傷つけてしまいます。

 

例えば無断キャンセルがあったときに、怒りを覚えます。

 

しかし怒った後に自分を傷つけて落ち込んでしまいます。

 

これは実は、、、私自身の事です。

この怒りはビリーフシステムによって人を変えようと思ったことから始まります。

 

私自身こういうときに「人の振り見て我が振りなおせ」という言葉を思い出すのですが、いつも怒ってしまった後なんです(笑)

こういうビリーフシステムがある限り、なかなか湧き上がってくる感情を抑えられなくなるんです。

皆様も湧き上がってくる怒りが抑えられない、しかもなんでこんな怒ってしまうんだろうと落ち込むことはないですか?

 

こんな経験があれば無駄なビリーフシステムがあるかもしれません。



ビリーフシステムについての参考本

制限を作り出す信念システムをリミッティング・ビリーフと呼ぶそうですが、そのリミッティングビリーフについて書かれている本をご紹介します。

 

 

 



 

 

 


リミッティングビリーフは幼少期に親や周りの人から言われた言葉に影響されることが多いです。



自己重要感に関するリミッティング・ビリーフ

  • 重要な存在であってはいけない(何かができる自分には価値があるが、ありのままの自分には価値がない。「おまえはダメだ」とか「おまえには大したことはできない」とか「おまえにできるはずが無い」とか言われた経験がある)
  • 欲しがってはいけない(欲しがることに罪悪感を感じ、他人を優先する。「あなたはお兄ちゃんだから我慢しなさい」とか言われた経験がある)
  • 成し遂げてはいけない(もし成功しなかったらという不安・恐怖。「成功すると嫌われる」とか「お金持ちになると嫌われる」と言われた経験がある)
  • 成功を感じてはいけない(親から褒められなかった)
 


人間関係に関するリミッティング・ビリーフ

  • 人に近づいてはいけない(親密な人間関係を持つことの恐怖。「悪い友達には近づくな」と言われた経験がある)
  • 人を信用してはいけない(この世に信じられるものは自分自身だけ。「人を信用してはいけない」と教えられた)
  • 集団に属してはいけない(集団の中で孤立感を感じる。「あなたは他の人とは違う」と言われて育った)
  • 感謝をしてはいけない(ありがとうと言ってはいけないという信念が親から刷り込まれる)


成長に関するリミッティング・ビリーフ

  • 成長してはいけない(自分で解決してはいけない。親から「私の言うことだけしなさい」とか「口答えしてはいけない」とか「子供のくせに・・・」とか言われた経験がある)
  • セクシーになってはいけない(性的なことへの罪悪感。性的な言葉を使ってはいけないとか性的な話題をすると怒られた、「子供はのくせにおしゃれなんかして」と言われたなどの経験がある)
  • 子どもであってはいけない(自分の欲求は我慢しなければならない。親から「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」とか「お兄ちゃんなんだからしっかりしなさい」言われた経験がある)
  • 親から離れてはいけない(親から離れると生きていけない。「あなたは親がいないと何もできない」とか「あなただけが生きがい」と言われた経験がある。)
  • 自由に行動してはいけない(自分の人生について考えてはいけない。特定のことについて考えてはいけない。「危ないからやっちゃだめ」とか「あなたは小さいからやっちゃだめ」とか言われた経験がある)
  • 考えてはいけない(自分の考えたいように考えてはいけない。「あなたは私の言うとおりにしとけばいいのよ」などと言われた経験がある)
 


精神・身体に関するリミッティング・ビリーフ

  • 健康であってはいけない(病気の時やひどいことがあったり落ち込んだりした時だけ優しい経験をした方に多い。)
  • 正気であってはいけない(目立つような変わった行動をしたときだけ注目をあびた方など)
  • 感じてはいけない、自分が感じたいように感じてはいけない、特定の感覚、感情について感じてはいけない(泣いてはいけない、怒ってはいけない、感情を表に出してはいけないなど)
  • 楽しんではいけない(両親が苦しんでいるのに自分だけが楽しんではいけない)
  • くつろいではいけない(くつろぐこと、休むことは悪いこと。休むことに罪悪感を感じる。「努力しないと成功しない」と言われた経験がある)

 


生存に関するリミッティング・ビリーフ

  • 存在してはいけない(「お前がいなければ」とか「いなくなって欲しい」とか「いらない子だ」と言われたりした経験から来る)
  • ありのままの自分であってはいけない(誰々のようでないといけないなど、兄弟で比較されたりしてできたりする。「男らしくしなさい」とか「女らしくしなさい」などと言われた経験がある)
  • 自分の性別であってはいけない(親が望んでいる性別と違った場合など。「男の子が良かった」などと言われた経験がある)
  • 愛着を感じてはいけない(親に愛情を求めたら拒否されたなど)
  • 見えてはいけない(「目立ってはいけない」とか「お金持ちになると不幸になる」などと言われた経験がある)



ちなみにビリーフシステムはリミッティングビリーフだけではありません。

例えば「私は特別な存在だ」とか「本当の自分はこんなもんじゃない」とか「自分は偽善者だ」などいう間違った自己認識や「頑張れば必ず成功する」というような目標や理想に関わるものや「男は強くあるべき」のような概念的なビリーフシステムもあります。

 

「○○になれば愛される」とか「○○になれば認められる」というような条件付のビリーフシステムもあります。

目標を持っちゃいけないの?という声もあると思いますが、目標を持つと達成できなかった時に劣等感や悲しみの感情が生まれます。

 

夢中になってやっていれば結果が出なくたって楽しいですよね!?

私の好きなビートたけしさんやタモリさんが、夢なんか持つ必要がない、というのはそういう意味なんじゃないかなと思います。

ビリーフシステムを取り除くことができると自分の本質を理解し「あるがままの自分」を受け入れることができ本来の自分自身を取り戻すことができるのです。






※当院でおこなうフィシオエナジェティック検査は医学的な検査ではありません。どうすれば解決するのかはわかりますが、診断は基本的には行いません。あくまで診断については医療機関でお願い致します。

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